、、、
お腹が空いていた。
一週間、誰にも拾われずに過ごしていた。
お年玉で妹である月希と一緒に、宿へ泊まろうとしても、、ダメだった。
あれから、いつのまにか側にあったお年玉でさえ無くしてしまった。
もう無理だと思った。
だけど、あの日、、
とある男の子によって、拾われた。
こんな私でも、拾ってくれる人が居るなんて、、、
(時行シディ―)
あれから、二人を連れて館へ戻った。
あのまま置いていって鍛錬を続けても、苦しくなるだけ。
それなら、育てればいい。
そう思い、私は頼重殿に、相談をした。
時行
頼重
頼重殿は考え深いお方だ。
こんなことを、すぐには受け入れてはくれないだろう。
時行
頼重殿は引き受けてくれるとは思えない。けど、これも何かの運命かもしれない。
時行
頼重
頼重
時行
頼重殿は受け入れてくれた。
なぜ、受け入れてくれたのか。まぁ頼重殿のことだから、何か手があるのだと思う。
すると、
頼重
時行
頼重
時行
時行
ということで、名を聞きに来たのだが、、
亜也子
桜
孤次郎
亜也子
時行
亜也子
雫
孤次郎
亜也子
ぐいぐい聞き込みをしても何も出ないだろ、、
一応は、父上から言われた通り、名前を聞き出さねばならない。
時行
トコットコッ
時行
桜
月希
時行
亜也子
孤次郎
どうやら、ここにいる全員、同じことを考えていたらしい。
桜
話したこともないやからと話しても、怖いだけ。そう思っているのか、声は震えていた。
すると、
雫
雫
桜
時行
雫はそんな事を言い、この子を落ち着かせた。
雫は凄い、本当に同じ一族なのか?。私は疑ってしまった。
亜也子
孤次郎
皆も感心をしていた。
桜
桜
月希
シーン
亜也子
孤次郎
時行
時行
桜
雫
亜也子
孤次郎
時行
私は嬉しかった。
時行
時行
桜
亜也子
孤次郎
雫
月希
自己紹介をした所で変わりはない。これからが勝負だ。
時行
雫
トコッ
時行
時行