一次創作 読み切りです。

ついに百合に手を出しましたっ！！！

⚠️死ネタ ハッピーエンドではない ただ、バットエンドでもない。 そんな感じ。 好き嫌いは分かれるかも

※リハビリ作品です。

それではどぞ！

バタンッ

この時、私がすみれの手を取って謝っていれば未来は変わったのかな_____？

PM:7:00

ピリリッ　ピリリッ

「すみれさんのご家族の方ですか？警察です」

「そうですか...........ご家族は？」

「..........なるほど」

「実はすみれさんが_______」

貴女は一生帰ってこなくなってしまった

「すみれさんが、ついさっき交通事故に遭い、病院に搬送されました」

「.............そして搬送先の病院でお亡くなりになられました」

私があんなこと言わなければ

私と喧嘩さえしなければ

すみれは死ななかったはずなのに

ごめんなさい、いやだ、逝かないで

貴女のせいじゃないのに、泣かないで

抱き締められた腕はすり抜けたけど、いつものように暖かかった

神様、私の寿命を全部あげるから、すみれを生き返らせて.........

それ以外は何もいらないから

神様、どうして貴方はそんなに残酷なことをするの？

すみれが段々と消えていく

私はそれがどうしようもなく哀しくて、悲しくて、その体に抱き着いた

嗚呼、神様。ありがとう

その時、私は49日間で初めてすみれに触れた

最後に感じたのは唇の感触_____。

きっと私は、この感触を一生忘れない

ずっと、ずっと愛してる

貴女が泡になって消えても愛してる

もう涙を拭ってはもらえないけど、心は満たされてるよ

神様、この世は残酷で、こんなにも優しいのね

end