過度な捏造が含まれます 苦手な方は各自自衛お願いします
こはね
ガチャ
こはね
こはね
こはね
[職員履歴書]
こはね
こはね
こはね
こはね
こはね
こはね
こはね
こはね
こはね
ピラッ
ここからはリアム視点です
俺は割と裕福な家庭で生まれ育った
金銭問題に関しては何も不自由はなく
やろうと思えばなんでも出来る
いや、出来るまでやらされていたのかもしれない
よく同僚には「なんでもできて羨ましい」と言われるがそれが「これ」なのだ
「常に完璧でいないといけない」
という両親からの教えが定着していたことや、人々の過度な期待により俺は幼い頃から抱えきれないほどの大きな重りを背負っていた
その教えは、生まれた瞬間から叩き込まれた
リアム母
リアム父
俺の家系の象徴は「瞳の色」だった
スカイブルーのような涼しい瞳を代々受け継いでいたらしい
そんな中、「神様の失敗作」と呼ばれる俺が生まれた
リアム父
リアム母
リアム父
「神様の失敗作」
生まれたばかりで何も考えていなかった俺だが、この言葉は未だにも忘れられない
学校は私立に通った
無論わがままは聞いてもらえない
自分のしたいことが沢山な子供心
全て両親の手によって踏みにじられた
リアム
リアム母
リアム母
リアム父
リアム
もともと俺は好奇心旺盛なごく普通の男の子だった
しかし友人と遊ぶことも許されない
したいことが出来ない
だから友だちの話題にもついていけなかった
でもそんな中、唯一俺の相手をしてくれる友達がいた
帰り道
友1
リアム
友1
友2
友1
リアム
友2
リアム
友1
リアム
リアム
リアム
友2
リアム
リアム
友1
リアム
友2
友2
友1
友1
リアム
俺はその時初めて「嘘」をついた
両親からは全て正直に物事を話すように教わってきたから
やはり初めての嘘はかなりの罪悪感であった
実際その日はバレなかったが、「内緒」を数日も続けていたら遂にバレてしまった
その日から規則の強化があげられた
リアム母
リアム母
リアム父
リアム
リアム母
リアム
ーどうしよう。大切な友達がいなくなってしまうー
リアム母
リアム
リアム
ーお母様、僕の思い聞いてよー
リアム母
リアム
リアム父
リアム母
リアム
この時、俺は最初で最後の友達を失った
リアム
俺が狂ったのはこの日からだった
感情を押し殺して日々を過ごした
そもそも感情とやらがなかった
どうせ聞いて貰えないなんて分かりきったことさ
そう育ってきたから今では「厳格な看守長」なんていう肩書きをもたれている
嬉しいのか悲しいのかと聞かれたらどちらでもない
自分に興味がない
しばらくして俺には妹が出来た
名は「リリア」といった
リアム母
リアム父
リリアの目はとても美しかった
だから両親もリリアには優しかった
我が家系にふさわしい、スカイブルーの涼しい瞳
俺の瞳とは大違いだ
リアム
リアム母
リアム父
リアム
リアム母
リアム父
リアム
リアム父
リアム父
ー別に意識してやってる訳じゃないー
ー元からそう言う目なんだよー
リアム父
いずれ起こるだろうと思っていた暴力沙汰
この日を幕に開催された
暴力沙汰といっても俺がただただ受けるだけだが
リアム父
リアム
…………
リアム父
リアム
リアム父
リアム
リアム父
初めは痛みもあった
辛かったし、苦しかった
だが不思議なことに、毎日やられると何も感じなくなる
慣れって恐ろしい
俺の傷が日に日に増えていくのと反対に、俺の感情は一つ一つ消えていった
妹は俺が想像していたよりもいい子に育った
毒親に育てられていたからひねくれた子になるだろうと決めつけていた俺が惨めに感じた
これじゃあまるで妬んでいるみたいではないか
毒親……?いや違う
「俺にのみ」だったな
両親は俺には「お父様、お母様」呼びと教えたが
妹には「パパ、ママ」と教えたらしい
リリア
リアム父
リアム母
リリア
故に俺は空気となった
別に妹が羨ましいとかそういった感情は持ち合わせていない
そもそも人に興味がない
どうでもよかった
俺が中学3年生の頃、妹は小学生中学年程になった
もちろんそのくらいまで成長すれば妹だって物事の考えや区別だって着く
もし父親が妹の前で俺を殴った暁には、妹の父親に対する信頼は0だ
だから父親は妹の見ていない所で俺を殴るようになった
リアム
リアム父
リアム父
リアム父
リアム父
リアム
リアム父
痛みは感じない
傷だけが増えていく
部屋に戻ると妹がいた
リアム
リリア
リアム
リリア
リアム
もうここで父親の事を話してしまおうと思ったが後々めんどうだ
適当に誤魔化せば簡単に信じるだろうと思い何度目かの嘘をつく
リアム
リリア
綺麗な瞳が俺の目を見上げる
ーなぜ疑う
心から心配などしていないくせにー
リリア
リアム
ーほんとに厄介だー
ーどうせお前も俺を気持ち悪がっているに違いないー
どうしてこんな考えしかできないんだ俺は
そんな思考しかない自分自信が俺を気持ち悪がっているのに
他人にまでこんな思考をするなんて
俺はますます「失敗作」だな
リアム
友達なんかいないが
リリア
リリア
リアム
今では簡単に嘘をつける
リアム
心底どうでもいいが
リリア
リリア
リアム
俺には「優しい」が分からない
優しさを与えてもらったことがないから
リアム
リリア
リリア
リアム
リリア
リアム
リリア
俺も愛情を注がれて育ったら、あんな風に明るく振る舞えていたのだろうか
そう考えることが多々ある
どうでもいいはずなのに
俺は高校にあがった
勉強面はかなり優秀であった
することが勉強しかなかった
勉強することを強要されてきたから
先生
リアム
先生
リアム
たしかに俺は身長が低い
男性の平均身長にも満たない
まぁ、ちゃんとした食事を与えられていなかったから仕方ないが
高校では友達が出来るどころがいじめが勃発した
いくら頭の良い私立高校だからっていじめがない訳では無い
クラスメイト2
クラスメイト1
クラスメイト3
リアム
言う通り、俺はいつも1人だ
別に好んで1人になっていて何が悪い
1人が好きなだけだ
クラスメイト2
リアム
リアム
クラスメイト1
リアム
クラスメイト3
クラスメイト2
今日もいつもと変わらない日々
しかし今回は少し違ったらしい
リアム
俺は放課後に教室でぼーっとしていた
早く帰っても空気扱いされるだけだから
そんな時、人が入ってきた
リアム
クラスメイト2
リアム
クラスメイト2
リアム
ー君に何がわかる
ー分かったようなフリして接するな
クラスメイト2
リアム
クラスメイト2
クラスメイト2
ー別に聞いてない
クラスメイト2
リアム
顎を指で持ち上げられた
急なことに驚きを隠せなかった
クラスメイト2
クラスメイト2
リアム
クラスメイト2
クラスメイト2
リアム
クラスメイト2
クラスメイト2
リアム
クラスメイト2
クラスメイト2
リアム
クラスメイト2
こんなに褒められたことは初めてで、どう反応するのが正解か分からなかった
ただただ恥ずかしい
リアム
クラスメイト2
リアム
クラスメイト2
クラスメイト2
リアム
こいつは俺を口説こうとしているのか?
クラスメイト2
こうして俺に再び友達ができた
その子は俺と仲良くしてくれた
この高校生活の3年間を共にした友人となった
クラスメイト2
リアム
クラスメイト2
リアム
クラスメイト2
リアム
正直不安だ
父や母がどんな反応をするのだろう
恐る恐る承諾してしまった
幸いな事に両親は仕事でいなかった
クラスメイト2
そこからの出来事はあまり覚えていない
後の事が衝撃的すぎて……
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
よりもと
コメント
28件
あー好き(*´ω`*)
リアム看守にそんな過去が....!? 本ッッッッッッ当に神作品だわァァァァァァァ よし主様を神として拝もう m(_ _)m 主様ッッッッ!こんな神作品を作ってくださり ありがとうございます✨最&高☆