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第30話

スタート

※ここ裁判所ですよ?(圧)

【第30話】開延

神は清らかな者を好む

そして今君はー…

我が天使たちをたぶらかす魔女の疑いがかかっている

どちらにせよ君は1度浄化されないといけない

私は

魔女じゃない

……いいや

君は味香月と契約した魔女ではないのかね

桃との契約は……

神様に誓ったことよ

神ですらお前は盾に使うのか

ならばなおのことを忘れてはならぬ

決めるのはお前ではなく

神なのだということを!

違う

ほう……

では試そうではないか

さぁ

裁判を始めよう!!!

さぁこの者について証言を述べる者はいるか?

シン…

はぁ〜いここにいますわぁ!

ボッシュゥゥ

ブワッ

はぁ〜い私が証人ですわぁ

この立派な罪人が

どれだけ酷い女かを証言いたしまーす!

そんな……

だってこの女は

死んだはず…!

※切られたはずの左手がある

待ってよ!

じゃあ僕だって!

紫のステキなところ

ボワン

たくさん証言できるよ!

クスクス

でも彼女は頑固だから

ちょっと意地悪もしたい気分

クスクス

クスッ……

……💧

本当の彼女を証言できるのは僕しかいないんだ

ーあぁ紫!

もう安心して!

僕が来たんだから!

……どうして

…だってまだ

青先生は生きているはす...!

君を弁護する証言は僕にまかせて

僕は君の味方だよ?ニコッ

ふむ……

三人も…

どうしてこの三人が一緒にここへ

何かがおかしい…!

よかろう

では1人ずつ証言していきなさい

最初は誰かね

はい!はい!

神父様!

ぜひ私から!

ぷくーっ

えー!

赤ずるいよ!

ボクを先にしてよ!

ごめんなさい橙

それはできないわ

私が1番最初なのよ!

どうして?どうして?

理由がないじゃない!

だってこの女の悪事の

1番の被害者は私なの!!

この女に最初からうつつを抜かした

あんたたちとは違うんだから!

ひどい言い草だね赤

君の証言が楽しみだよ

オホン

早くしなさい

証言をするものは決まったかね?

ええ神父様!

私が1番最初ですわ!

もー!

わがままなんだから!

じゃあ橙

僕達は退場しようか

ボフンボフン(消える)

では赤

証言を始めなさい

ええまかせてくださいませ

証言1 赤 (※ほんとは苗字と名前)

皆様お聞きくださぁい!

この悪魔は見た目はただのしおらしい女……

しかしハラワタは真っ黒!

正真正銘の魔女でございます!

魔女じゃない

ほらこのしらじらしいこと!

涼しい顔して嘘をつくのが上手なの!

ふむ……

では紫が魔女である証拠の証言はあるかね?

ええもちろん!

すぅ……

ー私はこの女の魔の手で断罪人から引きずり降ろされた!

あの時 私は高みから断罪の様子を見つめていたの

そうしたらこの女に何か言われた桃は

自分を切り裂いたのよ!?

しおらしい罪人の顔を被ったとんでもなくずるい女なのよ!!

だって私を

あんな

あんな

あんなところに落とすなんて

悪魔以外の何者でもないわ!!

…別に出し抜いた記憶は

何言ってるのよ この悪魔!!

それに

私がいったい何が1番悔しかったか分かってるの!?

それはね……

あなたに撃たれとき

喜んじゃったことよ!

ゾクッゾク

あーっひゃひゃひゃ

ピタ……

とにかく……

この女はまごうことなき魔女でぇーす

水責めの刑を希望しまぁーす

※ここは水の中だよ?(圧)

ドプン

さぁ あがいて

もがいて!

お願いだから

あの時以上の興奮を感じさせてちょうだいよ!!

あーっはっはっはっは

プハッ

……そんなに見たいの?

は?

そんなに私に望むことがあるの?

ここまでだ

……!

…神父様!?

まだ刑は終わってませんわ!?

刑に処すのはお前ではない

それに、

魔女とするものに何を求めている

〜ッ

下がりなさい

ザァ…(消える)

では次の証言者よ

彼女について述べなさい

わーい!

やっとボクだよ〜!

ボワン

みんな我が強いんだから少しは想いやりを持って欲しいな

ね!紫!

……

お前はこの者の証言ができるか?

うん!神父様!

ボクできるよ!

好きなところも

嫌いなところも言えるよ?

ーでは始めたまえ

えっとね紫はすごくかわいいよ!

証言2 橙

特に声が小鳥みたいなんだ

ボクが1番好きな声をしてる

それとちょっとボクに似てるよ

年も近いし!

それに

欲しいものはちゃんと分かってて

行動するところとかね!

だからこそ君には早く会っておくべきだったなぁって思うんだ

あのね

君のことは知ってたよ

でもボクが君に一目惚れしたのはね

君がボクと似たことをしていたから……

紫 ボク知ってるよ?

B6の小鳥を君が埋めたんでしょ?

……ええ

だからボクぜったいに君と気が合うと思ったんだ

それに君は死にたいって言うから……

望みがぴったりだって

でも紫はちょっと頑固だったよね

ぜんぜんボクの言うことに耳を傾けてくれなかったもん

ボクはたくさんアピールしたんだよ!

いろんなアプローチをしたよ!

ぜーんぶ

ぜーんぶ

紫のためにね!

ーでもダメだった

なかなかボクを受け入れてくれなくても

ボクは君がYESと答えるのをしんぼうして待ったのに!

電気もない真っ暗闇の中迎えに行ってもあげたのに!

あげくにボクは!

桃に切られてひとりぼっちで墓の中!!!

※隣で墓が倒れる

お墓は好きだけどぜんぜん望んでないよ!

あんな展開!

でもそこでようやく

※倒れた墓からの声です

ボクと紫の1番の違いに気がついたんだよ…

……

ボクは紫が欲しかったけど

ちゃんと紫のためを思って行動していたんだー

……でも紫は違った

紫の行動はぜーんぶ自分のためだった!

ひどいよ!

ひどいよ!

殺してほしいっていう甘い言葉をささやいておいてそれは全部自分のため!

ほんと身勝手!

自分勝手!

それに頑固 すごく頑固!

なんで桃じゃないとダメなのかも

ぜんぜんわかんない!

たぶんね これもね

きっと紫の身勝手なんだ!

彼女は全ての幸せを無視してるんだ!

こんなのってもしかして魔女じゃないの…?

ボクはそう思ったよ

ねぇ?そうでしょ紫?

……

だからね

ボクは希望します

どうか紫を針の刑に処して!!!

※縄で吊られて下は針たくさん

ひと思いに落ちちゃえ!

そしたらボクが今度こそ

幸せにしてあげる!

……

……なに?

もしかして怒ってるの?

……ご、ごめんね!

でも でも紫が悪いんだよ!

……

……喋ってよ

ボクを無視しないでよ!

ここまでだ

※元に戻る

え!

でも

まって

まだ紫が

ボクに何も答えてくれてないよ!

魔女相手にお前は心を惑わされているな

魔女を受け入れようとする心

魔女に恐怖する心が

透けて見えているのだ

……!

下がりなさい

ぐっ

※消える

ああ

なんと手強い魔女だ

魔女では

ないわ

では次の証言者よ

彼女について述べなさい

ボワン

ーさて

くだらない証言は終わったのかな?

おや 紫

なんだか落ちつているね?

僕が来て安心したかい?

お前には証言する意思があるのか?

あぁ神父様

もちろん

だって誰もマトモに証言できていないんだからね

僕がちゃんと彼女の魅力を語ってあげないといけない

ねぇ紫

僕は君のことを間違ってりしないことを知っているだろう?

ーでは 始めたまえ

……本当 こんな分かりきっていることの証言をするのは馬鹿らしいよ

それだけ みんな紫のことを分かっていなかったってことだ

証言3 青

すべては

彼女と出会ったカウンセリングルームから始まったんだ

僕はその頃

ずっと理想の瞳を探していた……

生きながらにして永遠に死んでしまった目を

もちろ本当に死んだ目でもいいけど

やっぱり濁ってしまうからね

でもだめだった

しょせん普通の人間の目なんて感情や気分によってすぐ変わる

絶望が希望へ

失意が悪意へ

…まぁ僕の仕事上仕方ないけど

そんな時

僕が彼女のカウンセリング担当になった

ふふっ

…今思い出しても幸せな気分になるなぁ……

こんなにステキで心を魅了する目はどこにもない、

暗闇の中にある静かな湖のような

青く

暗い瞳は

僕の心をさらうには十分だった

そして……

カウンセリングをしていて

僕は気がついたんだ

彼女こそが

僕の求めていた

生きてて永遠に死んでしまった目だってことを!

だって彼女は

彼女の心は間違いなくー

おかしいから!!

どうしようもなく

救われない魂だから!

だってそうだろう!?

だってなぜなら!!

青!

なぜなら彼女の魂は

やめて

青先生は私を知っている

ー私の隠したいことを

るさあを知ると世界が平和に!!

るさあ紫くんが好きっ!!

てーれれっれっれっ

てれれれれれれーれっれ

てーれれっ

( ・∇・)・・・

ちなみにSPY×FAMILYは見てません((

1話で飽きた((

絵は好き

ではおつるさ!!

殺戮の天使桃紫版(25話から続き)

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コメント

2

ユーザー

なんか面白いことになってきたぞ… じゃあ僕も証言しようかな← 紫ちゃんは全てが可愛いです!僕のものにしたいです!結婚してくれ! ダメだな、願望になっちゃう() 僕だったら魔女じゃないって断言してあげるのにな。 そんで好感度あげるというね。聡明な作戦♪(は? SPY×FAMILY見たことないや~…流行ってるのって案外僕にはハマらなかったりすからね←我儘

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