コメント
5件
時差コメ失礼します! 取り合うのかと思ったら、渡す系かあげたら3年の時どうするんだろ、、やっぱりネタが1番だよね!☆(?)なんか、いいなぁ、尊敬する。 あ、私のボタンと名札は1か月前くらいから予約でいっぱいだった!(女子から……)卒業おめでとう!新しい学校でも頑張ってね!(なんか転向するみたいじゃね?)
632タップお疲れ様でした!ᐠ( ᐛ )ᐟ (書くの忘れてた☆)
sora
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ネタに走ります!!www
sora
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アテンションっ ٩( ᐛ )( ᐖ )۶
赤水紫×黄 (愛され...かな?)
学パロ
ご本人様との関係は一切ありません 2次元作です
苦手な人は回れ右☆
黄
赤
水
紫
※他のメンバーも出てきます
「第二ボタン大戦争」
赤
水
紫
もう3月だなんて!!!!
暖かくなり、立ち話をする人が多くなってきた初春の廊下。
絶望した後輩たちの声が響いた。
お前らどしたん!!!()
桃
青
青
桃
そんな俺の考えも、後輩3人の叫びにも近い嘆きですぐに吹き飛んだ。
紫
水
赤
あぁ...違ったみたい。なんかごめんね。
青
桃
青
ガララッ
赤
水
紫
黄
あー....(察
終わったなこれ。
赤
水
紫
青
桃
えー、一人一人ツッコまなあかん?
りうらは正常
ほとけは異常
初兎は論外
まろは味方になった覚えは無い
ないこは分かってるんなら助けて
あとなんで正常異常論外は3年のクラスの前におるん?
黄
赤
水
紫
桃
青
黄
( ^o^)<ヒサシブリダネ!状況説明☆
・赤さん→黄に正面から足浮きそうなほど乗ってる(黄の両肩掴んでる) ・水さん→黄の後ろに瞬間移動して真上から黄の顔を見てる(背の高さの違いだよね!) ・紫さん→黄の片腕掴んでる。もげそうなほど掴んでる。 ・黄さん→ビンボーダンスかってくらいそってる(ほぼ体全部乗せてる赤さんのせい) ※伝わらなくてもわちゃわちゃしてるってことが分かればぐっど(説明した意味)
黄
そして助けてそこの3年生2人!
桃
青
水
青
赤
水
紫
黄
だよね
否定しろ!せめて否定しろ!!!
黄
黄
キーンコーンカーンコーン
桃
青
黄
赤
水
紫
水
水
ベンチの上の軽くなった水筒を揺らす。
足りるかなぁ。
まぁ足りなければ初兎ちゃんの飲もう。(無許可)
赤
紫
りうちゃんを挟んだ反対側からこれでもかというほど低い声の呪い。
え、なに?お経?
水
赤
紫
あ、終わったな。
ミセラレナイヨ!
水
紫
赤
紫
紫
紫
そこは無視するんだ!!
水
赤
赤
卒業式かぁ...確かに卒業式ってシチュエーション良いなぁ。
僕はベタな少女漫画の展開を思い浮かべた。
水
赤
紫
初兎ちゃんが両手を組んで顎を乗せる。
イメージはお偉いさんが部下を呼んだ時の威厳を再現しようとして空回りしてるとでも表したらいいだろうか。
とりあえずしかめっ面!おもろ!!
赤
紫
水
第二ボタン!!!
赤
水
水
ボタンぶち取る前提なの草。(自分で言ったけど)
紫
赤
水
唸った。普通に悩む。
僕もハートは凄く欲しいよ?
喉から手が出るほどって言ったって本当になるくらい。
でもりうちゃんと初兎ちゃんと競走...?
まぁまだ渡されると決まった訳でもないのだが。
考えたいけど暑すぎる体温が僕の思考を押し戻してきた。
水
赤
水
赤
紫
さらっというねぇ...
赤
水
水
こういうのは運に任せた方が後悔ないよね!
よし!僕の右手頼んだぞ!
紫
紫
赤
赤→✌️
水→✌️
紫→✊
赤
水
紫
りうちゃんと僕が立ち上がろうと姿勢を低くした瞬間、髪がなびいた。
光の速さでなにかが通過した気がする。
水
赤
紫
初兎ちゃんの顔面にボールがドストライクしていた。
笑いすぎて真っ赤になったりうちゃん。
暑くて真っ赤に火照っている僕。
2度のボールの直撃とそれによる怒りで真っ赤になった初兎ちゃん。
実に真っ赤っか尽くしの昼下がりだった。
紫
給食の後の体育の後の国語って地獄だと切実に思う。
なに?学校は俺らを眠らせたいんか?
紫
多分教室に居る3分の1は寝てるやろ。
知らんけど。
うーん、悠佑先輩との夢でも見れたらええな。
コツンッ
紫
紫
いざ机に突っ伏そうとしたら頭になにか飛んできた。
なにやら小型版紙飛行機っぽい。
飛ばした主を知るために後ろの席へ振り返る。
赤
寝てた。
紫
その振り向いた体制のまま右に視線をずらした。
水
こいつだった。
なんか某スパイアニメの主人公のよく見る顔してる。
顔面は可愛いから笑った顔も普通に可愛い。
ただその顔面を持ってしてそこまで馬鹿なのが理解できない...とか言ったらぶちのめされる。りうらも同じ。
まぁ、同じ先輩Loveの仲間やし、恋愛感情とか湧いてきませんけどね!!
なんなら2人はライバルやし?
あ、仲は良いで?多分。
紫
カサッ...
俺は意外と丁寧に折られている紙飛行機を戻していく。
紫
紫
「今日カラオケ行かない???」
そう書いてある下に、こう返事を書く。
「行くしかないやろ!先輩らも誘うで!!」
しっかり狙いを定めて、返品しておいた。
コツンッ
水
赤
優しい風が吹く放課後。
とりあえず6人揃っているのでノリノリだ。
6時間目起きた瞬間食い気味で誘われたのは謎だけど....
まぁ、悠佑先輩も居るしね!
黄
水
黄
桃
紫
青
赤
似てない声真似をしてみる。
前髪をさらっと靡かせるフリをしようと思ったけど、ポンパだった。
仕方ない。諦めよう。
青
青
赤
水
水
選曲草。
ガチャッ
赤
青
青
うー、先輩の愚痴がうるさい。
黄
「もっと大きい部屋選んだらええのに...」とか言いながら隣に腰掛けてきた。
なんとなく悠佑先輩のほうに寄った。
青
赤
青
大丈夫大丈夫、嫌いじゃないよいふ先輩。
そう思いながらも、少し面白いから口には出さないでおいた。
水
水
紫
水
桃
水
紫
水
初兎ちゃんとないこ先輩が合いの手を入れる中、悠佑先輩は大人しく聞いていた。
赤
その横顔はまさに仲間との別れを惜しんでいる微笑みだった。
ずっと見ていると、先輩がこちらに気づく。
黄
赤
ほんの少しって言うけど、本当の最後はどうなるんだろうな。
黄
悠佑先輩がマイクを手に取る。
うん。ハモリなのに誰よりも目立ってる。
赤
赤
恋路の最後なんて、今考えることじゃないか。
青
青
青
青
はい!なんで最後っぽいシーンなのに俺が右側に居るねんって思ったやつ!!
だって俺まだ右に出てへんねんもん!!!(メタイ)
青
なんとも言えない。
ただ「やっとか」という気持ちはないので、それなりに好いていたのかも...とか思うのも癪やな。
青
人の心配なんてしている暇はないが、気になる。
とか思ってると「歌ってないではよ行きやー」と母が急かしてきた。
青
まだ時間はあるが、待ち合わせに遅れるのもいやなので扉を開く。
ガチャッ
青
桃
青
走っても桃色の髪が全然ボサらない。
やっぱないこはセットはちゃんとするんやな。
...俺もしてるからな!?
桃
青
特に考えずに返事をすると、「素っ気ないな〜」と返ってきた。
桃
青
桃
2人で喋っていると、向こう側からすごい勢いで迫ってくる"なにか"。
桃
黄
黄
青
桃
ボサボサの髪と乱れた服から爆速で走ってきたのがよく分かる。
...あれ、もしかして卒業式それなん?
ないこも同じことを考えたらしく、俺より先に口を開いた。
桃
黄
アニキのあまりにもポカンとした顔が面白くて、つい吹き出す。
青
黄
桃
ないこが俺の髪を丁寧に離す。
黄
子供扱いされているみたいで鏡の自分から目を逸らしたくなるが、
実際爆速で走ってきたのは自分だ。
黄
桃
黄
ここに居たら居たでいじってきそうやけど。
桃
桃
黄
.•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸ ♬︎*.:*
軽やかな音樂が流れ出す。
思っていたよりも心臓がバクバク鳴り始めた。
黄
なんにもないところでつまづくとか絶対あかんで俺...!
黄
校長の話が長い!!本当に!!!
もう「おめでとう」だけでええと思う。うん。
まろもなかなか長かったけど、こっちが妙にハラハラして短く感じた。
途中少しまろの顔がひくついてたのは出席してる2年(後輩3人組)が変顔でもやったのかなんなのか...
まぁ、無事に終わった。
黄
黄
卒業式は無事に終わった。
ちょっとうるっと来たが涙をぼろぼろこぼすほどでもなかったなぁ...
母達のほうが泣いてた気がする。
2年生の歌も普通に綺麗だったし、3人組も意外と真面目に歌ってた。
ちなみにまろに顔が引きつってた原因を聞くと
「まじなんでにまにました顔で見るかなあの3人組!!?」
「3人揃って口角バリ上がってたんなんかムカつくんやけど!!」
だそうだ。
とりあえず「お疲れ様」と声をかけておいた。
紫
玄関で止まっていると、遠くから聞き覚えのある声。
黄
ちょうど校舎から出ようとしていたら初兎がやってきた。
紫
黄
なんだかかしこまっているので、こっちもなんとなく姿勢を正す。
そわそわしていると、予想外の行動に出た。
ブチッ
紫
黄
思わず肩が跳ね上がる。
なんかいきなり自分の第二ボタンをぶっちぎってんねんけど。
それはそれは清々しい笑顔でこう言った。
紫
黄
俺は戸惑いながら差し出されたボタンを取る。
逆に戸惑う以外なにがあるというのだろう。
紫
黄
初兎が耳元に寄ってきた。
目元がにやっとイタズラに笑う。
紫
いつもと全然違う甘い声でそう言われる。
しかも敬語。
黄
ぼわっと恥ずかしさが湧いてくる。
初兎の方を見ると、まだニヤニヤしてる。
紫
紫
第二ボタンの取れた後輩は、そう言い残して手をヒラヒラ振りながら去ってった。
黄
第二ボタンを握っている手が、少し熱くなった。
黄
貰った第二ボタンをポケットに入れる。
というか第二ボタンって男の子から女の子に上げるやつじゃないのか?
あ、初兎も男の子か...
俺も男の子やねんけどなぁ。
水
黄
体育館のほうからほとけが走ってきた。
おぉ...なんかすごい勢いやけど大丈夫か?
ギュッ
ほへっ。
水
黄
2年生で泣く人おるんや...
水
黄
とりあえず学ランがびしょびしょになる勢いだったので、引き剥がす。
水
黄
水
黄
水
あ、拗ねた。
頬を膨らませてこちらを見上げてくる。
こちらも言葉が見つからず、お互い沈黙状態。
水
ガシッ
黄
水
手首をぎゅっと掴まれたかと思うと、自分の胸に当ててきた。
当てるというか、押し付ける感じだ。
手に相手の鼓動が伝わる。
黄
思ったよりばっくばくでこっちも心臓が早くなった。
カツンッ
ちょうど爪に第二ボタンが当たる。
水
黄
言われるままにボタンをにぎる。
すると...
ブチッ
黄
ほとけが俺の手首を勢いよく自分から離した。
俺はというとボタンを離すのが間に合うわけもなく、そのままぶっちぎってしまう。
黄
黄
水
嘘やん。
黄
水
深〜いため息をつかれる。
普通のことを言ったつもりなんだが...
水
水
水
いきなりすぎるブーイングに戸惑う。
心做しかほとけの耳が赤に染まっていた。
水
ん?俺第二ボタンあげるって言われてる?
初兎と同じやん。
初兎と同じ...
「好きですよ、先輩」
さっき言われた言葉が蘇る。
黄
あかん、俺鈍感らしい。(認めた)
赤
黄
校門の看板まで向かっていると、後ろからりうらが走ってきた。
多分校舎から出てきた俺を追いかけていたのだろう。
ちなみにほとけからの第二ボタンは本人の希望通り"素直に"「ありがとう」と言って受け取った。
あれが正解なのかは分からないが、俺の中では最適解。だってわからんもん!!()
赤
赤
黄
というかりうら学ランどこいった?
卒業式のときはちゃんと着てたのにワイシャツになっとる...
不思議に思っていると、りうらがそれに気づきくしゃっと笑った。
赤
と思うと、ほぼ0cmのとこまで近づいてくる。
黄
俺がなんとなく後ずさりをしようとすると、ガッと腰を掴まれた。
目付きが凄く「獣」っぽい。
何も言わずに固まっていると、りうらがズボンのポケットから何かを出した。
赤
チュッ
手元に光るものにキスをおとす。
アイドルが口紅のCMでも撮っているのかというほど雰囲気があった。
光っていた"それ"は、ボタンだ。
俺が気づいたと同時に、りうらが俺のポケットにボタンを突っ込んでくる。
黄
赤
手をポケットに入れた一瞬、りうらの表情が少し動いたのが分かった。
と思うと、急に俺から手を離してパッと距離を取られた。
赤
黄
赤
「全部予想してた」と言わんばかりのその表情に、釘付けになった。
悲しいような嬉しいような、でもなにかに喜んでるような
少なくとも、さっきボタンにキスを落とした人と同一人物ではないような顔。
赤
赤
黄
りうらの切り替えの速さに少し固まったが、逆にそれが愛おしい気がした。
黄
黄
黄
青
桃
りうらと話した後、校門の前で親に写真を撮ってもらった。
今はちょうどまろ達と合流したところだ。
3人で撮っていないことに気がついたら、ないこのお父さんが撮ってくれることになった。
青
まろ、俺、ないこの順番で並んでいると、まろが手をぽんっと打った。
青
黄
青
青
桃
青
桃
黄
とても嫌な予感がする。
黄
桃
青
3人で撮ってもらった画面を覗き込む。
なんか俺の頭の上で卒業証書(筒のやつ)タワーができていた。
こいつらほんとに中3?
黄
3人で笑っていると、向こうから砂ぼこりが近づいてきた。
赤
紫
水
黄
えげつないスピードで飛びつかれそうだったので、そうなる前に3人をおさめる。
というか俺この3人から第二ボタン貰ったんよな...
なんか気まずくなりそうやけど、ならないのが3人の凄いところだと謎に思う。
俺の第二ボタンの行き場が無いのが悩みどころだ。可哀想に。
黄
赤
3人とも2つ目のボタンだけ無いんよなぁ...
桃
青
後ろで2人が笑いをこらえながら言う。
いや、こらえられてないけど!
2人にはバレバレらしい。今更だけど少し恥ずい気がする。
黄
水
紫
赤
黄
水
桃
青
桃
桃
パシャッ
黄
卒業式に打ち上げに...疲れたけど楽しかった。
俺は自分の机に目をやる。
今日最後に撮った写真と3つのボタン。
普通あいつらなら"俺の"第二ボタンを狙ってくるだろうに、それぞれ自分のボタンをくれた。
俺はその意味を知っている。
黄
写真の端にそっと触れる。
友達やから、第二ボタンをくれたんやろうなぁ。
りうらから「愛されてるね」と言われた時に気がついた。
"友達やから"とは、俺が友達なわけではない。
あの3人が友達。
りうらもほとけも初兎も、きっと最初は告白でもする気だったのだろう。
だけどお互いのことを考えた。
誰かが変わればああやって3人で遊んだり話したりする時にも何かがズレるんだろうなと。
黄
「友達優先」とかいう言葉が浮かぶと少しうーんとなるが、
そこが良いところだって分かってる。
ピコン
黄
手元にあるスマホを覗く。
メッセージはグループラインでのものだった。
黄
黄
「カラオケ行こ!!!」
今までで1番、愛おしく感じられたメッセージだった。
sora
sora
sora
sora
sora
sora
sora
sora
(っ'ヮ'c)<バァァァァァァイィィィィィィバァァァァァァイ
※主のイラスト注意 (ほぼ落書き)
☆おまけ☆
く 先輩後輩グループ(6) 🔍 📞 ≡
水
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赤
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赤
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青
水
青
青
青
数分後
青
19:25 いふが退出しました
赤
水
黄
桃
紫
無事アニキによって引き戻されたいふさんなのであった (カラオケは仲良く行きました)