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瑠愛
………朝か
瑠愛
学校行こーっと
琉生
おはよ、瑠愛
瑠愛
琉生、おはよう
琉生
今日も学校面倒臭いな
瑠愛
そんなこと言いなさんな
絵馬
せんぱーい
琉生
ん？どうした？
絵馬
私、瑠愛先輩に虐められてて……
琉生
それは本当か？
絵馬
……はい、いつも殴られたり蹴られたりして……琉生には相応しくないって……
琉生
なんだと……！
あの子後輩の女の子虐めたらしいよw
瑠愛
………
琉生
お前、絵馬を虐めたって本当か？
絵馬
酷いです……瑠愛先輩……
瑠愛
…………
琉生
何とか言えよ！
瑠愛
……見ないで理解出来ないでしょ？
瑠愛
何も知らないくせに、噂ばかり一丁前に信じて、バカね
瑠愛
まぁいいわ
瑠愛
何その目、やっぱりその目なのね
瑠愛
……だったら皆消えていなくなれ！
琉生
なっ！
絵馬
えっ！
(悲鳴)
琉生
な、何で……！
瑠愛
何も知らないくせに、一丁前ね
瑠愛
2人共、じゃあね
瑠愛
………あーあ、やっちゃった
瑠愛
琉生も、絵馬も、みーんな殺しちゃった
瑠愛
これ私、詰みだなぁ
(屋上の扉が開く音)
瑠愛
……っ！
パーカーの人物
……うわぁ、酷い惨状
瑠愛
誰っ！
パーカーの人物
んー、まぁ、俺は木更津。君は？
瑠愛
……消星 瑠愛
パーカーの人物
そうか。瑠愛、君、共に来ないかい？
瑠愛
……え？
パーカーの人物
その際君の名前は変わるが、それでもいいのなら
瑠愛
……分かりました。行きます
瑠愛
この学校に、私の居場所はありません
パーカーの人物
そうか。なら、君は今日から……狂った日々に咲いた美麗な華、狂華 麗美と、名乗りなさい。
瑠愛
狂華…麗美……わかりました
パーカーの人物
それと、君、お腹すいてるかい？
瑠愛
え？ま、まぁ
瑠愛
……何となくわかりましたよ
パーカーの人物
ほう？
瑠愛
死体を食べろとでも言うつもりですか？
パーカーの人物
正解だ
瑠愛
……分かりました
(咀嚼音)
麗美
ってのが、私の過去よ
夏夢
そ、そんなことが……
遥輝
そん時誘ったのが、俺だね
麗美
えぇ、あの時は本当に助かったわ
遥輝
別にいいよ。それに、麗美には新しい仲間や人がいるでしょ？
麗美
……はは、そうね
琉輝
はぁっ！？ちょ！誰だよ！
麗美
教えませーん♪
琉輝
はぁ！？
イツキ
……最初、麗美を加えるって言った時、大丈夫なのかと焦ったし、事件を隠蔽してって言われて焦ったよ
遥輝
あはは、ごめんね
イツキ
別にいいよ
イツキ
……だって
イツキ
あんなに幸せそうな笑顔浮かべてるんだから
遥輝
……そっか。ありがと
イツキ
まぁ、僕の役目でもあるからね
遥輝
それじゃ、そろそろレイカがご飯出来る頃だと思うよ
麗美
そうね
瑠愛
ほら、言った通り
瑠愛
見ないで理解出来ないでしょ？
瑠愛
真実も知らず、少女の胃の中へ落ちていく
瑠愛
まるで、咲いてしまった化けの花ね
瑠愛
でも、蕾には戻れなくても……
麗美
そばにいて欲しいと思える仲間が、好きな人が、私に出来たんだから
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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