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～夜猫依頼事務所～ 事務員室
夜桜猫
夜桜猫
夜桜猫
夜桜猫は、 パソコンに画面に映る 青影と猫船の居場所を見て 不審に思っていた。
夜桜猫
夜桜猫
ピッ
夜桜猫
夜桜猫
夜桜猫は 耳についたイヤホンを 操作し通話する。
『夜桜だ。』
『どうした？』
夜桜猫
夜桜猫
『終わって 事務所に帰ってる。』
夜桜猫
夜桜猫
夜桜猫
第10話
『危機』
青影
青影
青影
スッ
青影
青影は霧の中にいる 人の形を殴った。
だが、感触はなく 拳が空振る。
怪しい男性
ブンッ！
青影
青影の後方から 男性が攻撃をしかけた。
青影
男性の拳が 青影の頬に強くかすり 血が流れる。
男性は再び霧の中に 見えなくなった。
青影
青影
青影
スッ
ブンッ！
再び殴るが またもや空振る。
青影
ブンッ！
ボチャンッ！
怪しい男性
青影は地面の水に隠れ、 男性の攻撃を回避した。
怪しい男性
青影
青影
バチャッ
怪しい男性
ブンッ！
青影は水音と共に 男性の背後に出現し、 勢いよく拳を振る。
ガンッ！
が、
青影
青影
青影は痛さで その場にうずくまる。
青影
シュッ！
青影
青影は飛んできた針を 慌てて回避する。
青影
青影
青影
青影
青影
青影
青影
青影
青影
青影
青影
青影
青影
青影
青影
ポワッ
青影
…許さない。
青影
青影
…せ。
青影
青影
青影
青影
シュッシュッ！
奴らを…
青影
パキパキッ！
青影は氷の壁で 針の攻撃を防御する。
怪しい男性
青影
シュッシュッ！
シュッシュッ！
バコンッ！
針に氷柱を ぶつけて攻撃を防いだ。
パキパキッ！！
怪しい男性
地面の水が急速に凍り、 男性の足が凍る。
青影
青影
青影
パキッ
青影
怪しい女性
怪しい女性
猫船
ポワッ
チャリリリッ！
怪しい女性
女性が地面に着地した瞬間、 地面が光る。
そして、白い鎖が 女性を捕え動きを封じる。
猫船
怪しい女性
猫船
猫船
猫船
猫船
シュッ！
猫船は霧吹きのようなものを 取り出し女性の顔に 何かを吹きかけた。
すると、 女性はすぐに静かになった。
怪しい女性
猫船
猫船
猫船
猫船
霧が晴れ、 青影の姿が映る。
青影は地面に膝をつき、 静止している。
猫船
青影
猫船
そして、 男性は何かを持って 振り上げている。
猫船
ダッ！
ブンッ！
青影に向かって 振り下ろされる。
ブスッ！
青影
静止していた 青影はゆっくり動き始めた。
青影
青影
猫船は青影を庇い、
首に注射器の針が 刺さってしまった。
猫船
青影
シュッ！
青影
パキパキッ！
青影は 氷の壁を作り、 針の攻撃を防いだ。
青影
青影
猫船
青影は急いで 猫船の首から注射器を抜く。
だが、中は既に 空っぽであった。
青影
ズキッ！
猫船
バタッ
猫船は苦しさのあまり その場に倒れた。
猫船
猫船
猫船
…一人では もう生きられない。
猫船
猫船
もう誰もいない。
青影
それならいっそ…
一緒のところへ…
猫船
猫船
悲しい。
『私を一人にしないで』
猫船
猫船は謎の声と共に 意識を闇へと落とした。
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