相川優
あの後、それぞれ準備をした後決戦に向かう為
各自バラバラになった
相川優
稀咲と一緒に見物かな
相川優
ガラガラッ
こんなクソみたいな舞台に、似合う言葉じゃないけど
私は光る蛍光灯だけを見つめたまま
生き続けていたいと切実に思う
今日は嫌な予感しかしない
相川優
外に出ると修二が待ってた
半間修二
相川優
半間修二
相川優
修二の後ろに乗るのは
なんだか安心する
私だけの特等席
半間修二
相川優
道行く人は皆こっちを見る
それもそう、私の頭には包帯が凄く巻かれてる
半間修二
相川優
半間修二
相川優
相川優
いつも能天気に生きてる私
でも今日はずっと、何か嫌な予感がする
ヴヴヴヴヴ
半間修二
相川優
もう役者は揃っていた
黒川イザナ
天竺だ
相川優
灰谷蘭
灰谷蘭
灰谷竜胆
兄貴達は知らなかったから、どっちもびっくり
相川優
相川優
灰谷蘭
灰谷竜胆
優しいとこもあんじゃん
黒川イザナ
相川優
東卍はまだ来てない
もうすぐ時が来る
……
ヴォン……ヴヴヴン
相川優
月夜に照らされた黒い特服の男達
天竺よりも圧倒的に少ないこの戦い
相川優
相川優
隣にいる稀咲は何も言わない
東卍を、マイキーを瞳に写すだけだ
相川優
あぁ、つまらない
相川優
私の呟きさえも彼の耳には届かなかった。
始まった
皆の活気づいた声
ぺーやんが斑目を瞬殺、士気は東卍の方が上がっている
あんまり幹部達の声は聞こえないけど
兄貴たちは弍番隊、肆番隊と
イザナはマイキーと
色々してると稀咲が立ってマイキー達の方へ
相川優
やっぱ、何も答えない
嫌われちゃったかな
でも、しょうが無いか
足を引っ張ってんのは私だからね
イザナはちょっとずつ感情が高ぶってきてる
稀咲は、拳銃を手に向かった
マイキーを撃つ?
それは無い
だったら、何しにあっちに行くの?
黒川イザナ
イザナが正気を失ってきてる
黒川イザナ
拳銃を手に取った
やばい、止めないと
私は立ち上がって、コンテナの下に降りた
カランッ
降りたと同時に、拳銃が落ちる音
誰かが止めてくれた
相川優
彼が止めたとは思わなかった
でも、それより先に拳銃だ
あれはヤバい、私が持っておこう
相川優
そう思って、近くに行くと2人の話が聞こえた
黒川イザナ
鶴蝶
相川優
今まで鶴蝶が逆らったことは無かった
たった二年だったけど、忠誠心はもはや依存に近かった
そんな彼が、
相川優
黒川イザナ
ドンッ
私は気付けなかった
一番の悪に
コメントして下さると嬉しいです! NEXT→♡150 👁10~
コメント
1件
(^ω^ ≡ ^ω^)おっおっおっ これはもしや……