夏休みがあけてすぐ、転入生が来た。
秋本晃太
秋本晃太
秋本晃太
秋本晃太
(へぇー……。)
坂上達也
坂上達也
秋本晃太
突然の質問にも動揺を見せず、こう言った。
秋本晃太
秋本晃太
秋本晃太
秋本晃太
あっ!!
坂上達也
坂上達也
坂上達也
坂上達也
坂上達也
言ってからきずいてしまった。
いきなり他人を、呼び捨てしてしまうこの癖
なかなか、直らない。
ずっと、この癖が悩みだった。
でも、この事がきっかけとなり、この転入生と仲良くなれるなんて
この時の俺は、思いもしなかっただろう。
その日、転入生の子に謝りに行った。
坂上達也
坂上達也
坂上達也
坂上達也
秋本晃太
秋本晃太
(うんって、それだけかよ!?)
一瞬そう思ったが、転入してきたばかりなのだから
なれない環境にいると言うことにきずいた。
初日くらい、見逃してやろう。
そう思った。
1ヶ月後
登校中に、見覚えのある姿を見かけた。
坂上達也
坂上達也
坂上達也
坂上達也
返事はないが、晃太はこう言う性格なので、構わずいる。
ただただ、長い道を無言であるき続ける。
こうしていると、何だか落ち着く。
晃太とは、最高の友達に慣れる気がした。
学校に着いて、すぐ女子に囲まれてしまった。
女子達
女子達
女子達
女子達
女子達
女子達
自分で言うのもあれだけど、俺はなぜかモテる。
こんな、チャラついてる俺よりも、もっといい人沢山いるのに。
どうして、俺なんだろう。
他の人を選べば良いのに。
でも、俺の事を気にしていない、女の子が1人いた。
城波結香(しろなみゆか)だ。
小学生の頃からずっと、俺が気になっていた人。
俺は、結香が好きだった。
いつか告白する。
それが、俺の指名だった。
教室に戻ると、晃太と結香が話しているのが見えた。
それを見て、少むかついてしまった。
(結香は俺の彼女にして見せる!!)