優利視点
優利
…はい、わかったわよ
KAITO
さすがだな(抱き着かれたまま)
優利
桜月結彩芽(さくらづきあやめ)っていうわ……はぁ、あいつか…めんどくさいなぁ…
KAITO
優利、知り合いなのか?(抱き締められたまま)
優利
ええ、昔のね。特に私を嫌ってた女よ
サムライ翔
だからボスは優利さんを殺せと…実際見てみてみたら指令で書かれた内容と違う人だったから
あらあら~仕事失敗しちゃったか
のっき
誰ですか!
優利
…この声……!
彩芽
ふふ、うちはあんたらのボスの彩芽やで?まぁ、初めましてやけどな
優利
やっぱりあんたか、彩芽
彩芽
久しぶりやね。優利
優利
あたしはあんたの事、今でも好めないけどね
そらねこ
…ボスって女だったんだ
鴎
それな、初めて知ったわ
なろ屋
手紙だったからね
彩芽
ふふーん。でも、あんたはにはちょっと失望かな。最大の標的(ターゲット)の優利を殺せなかったんだから
彩芽
しかもKAITOに至っては優利と同居してるし…告白までしてるって…もうちょっと使えると思ったんだけどなぁ
彩芽
こんな顔しか取り柄のない性格ブスに告白するなんて…情けないわ…
優利
相変わらずよく喋るわね。関西人だからかしら?
彩芽
はん、あんたのそういうとこがうちは嫌いやったんや!やから社会的にも現実でも殺そうとしたのに!
KAITO
…おい
彩芽
なんや?
KAITO
俺の彼女悪く言ってんじゃねぇよ!
優利
KAITO…
KAITO視点
優利の事を悪く言われ、俺はムカついた。優利は美人だ。そして、俺には優利に振られる覚悟で告白した。だけど、優利はそれをOKした。 俺は、心が満たされていく感じがした。そんな優利を社会的や現実的に殺そうとしていたということと、 優利を馬鹿にされたのがとてもムカついた
KAITO
優利はてめぇより性格もいいし、顔も、美しい。お前のように傲慢で指示しかしねぇお前とは違ぇんだよ!
優利
KAITO……(惚)
彩芽
…誰が傲慢ですって!?
KAITO
お前だよ!指示だけして自分は手を汚さないとか1番傲慢でクズな奴だよ!
サムライ翔
カイ君……
サムライ翔視点
カイ君がボスに怒っている。カイ君は優利の事が好きだって分かっている。だからあんなに怒るのは分かる。僕だって好きな彼女を悪く言われたらあんなに怒ると思う
サムライ翔
…さすがやな、カイ君
KAITO
どうした?サムライ
サムライ翔
いいや、僕もカイ君みたいになりたいなって思ってさ
KAITO
サムライならいつかなれるぜ。お前ならいつかな、俺は優利が1番好きだ。だから、お前らもきっといつかなれるぜ。
のっき
KAITO君…
そらねこ
KAITOさん…
鴎
かいにゃん…
なろ屋
KAITO…
サムライ翔
カイ君…
優利
KAITO……(惚)
優利視点
KAITOからとても褒められて、恥ずかしい。でも、KAITOの事がやっぱり好きだ。だから…
優利
私は、あんたに着いてくわ。それが、私に出来るKAITOの彼女として出来る唯一の事よ
KAITO
優利…ありがとな
優利
いいのよ。彼女だし、当然でしょ?