新一
ここって……
新一
ホ……、テル?
新一
いつの間に……
降谷
感謝しろよ
新一
!?
新一
降谷……さん、?
降谷
睡眠ガスで眠っていた君をここまで運んだんだ
降谷
あの会場に長居するのもまずいからな……
降谷
たく、無茶しやがって……
新一
はは、ありがとうございます……
新一
ところで……犯人は……
降谷
……
降谷
風見に任せた
降谷
僕は君を抱えていたからな……
行ける状況ではなかった
行ける状況ではなかった
新一
それは……すいません……
降谷
いや、あやまることじゃない
降谷
工藤君……
君のおかげで捕まえることが出来たんだ
君のおかげで捕まえることが出来たんだ
降谷
僕たち公安の力じゃどうも困難だった
降谷
感謝するよ
そう言って降谷さんは深く頭を下げた 今までの強い態度はなく優しく俺に謝った
降谷
本当に悪かった
予想外の言葉に俺は動揺する
新一
(てっきり怒られると思ってた……)
新一
じゃあ!!!!!
降谷
でもね工藤君、
新一
?
降谷
約束は守ってもらわないとなーニコ
新一
ヒ
下げていた頭をゆっくりと上げてこちらを見る 先程の優しそうな顔とは裏腹に笑っている…… いや、笑っているが本当は怒っているだろう
降谷
覚悟は出来ているんだろうな?
新一
い、いや、でも……さっき
俺のおかげって……
俺のおかげって……
降谷
それとこれとは話が違うんだよ
降谷
実際僕がいなかったら君はどうなってたんだろうなぁ?
新一
いや、……そのー……
新一
でもッ……
急に顔を掴まれる それと同時に近くにあったベットへと押し倒される
降谷
言い訳はもういいよ工藤君?
降谷
その生意気な口二度と聞かなくしてあげる
新一
ふ、るやさ







