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――書き出し――
記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事
《初編-始まり》の続きでございます…では続きを
ご覧下さい。作者より。――
―*祭壇前*―
瀧奈「あ〜神様稲荷様仏様〜どうかお助け下さい〜」
普通に自業自得だが神頼みでお祈りをしている。
〈ガタ〉〈ガタガタガタ〉何かが揺れる
音瀧奈「ん…おぉ何か来たきたか〜」
大きな揺れが起きた…怪奇現象だ…
マリア像の目から赤い液体が流れ出た…
瀧奈「おぉ〜…やべコレ一旦外に逃げなくては…」
―*教会の前*―
瀧奈「ふぅちぃとビックリして逃げ出したけど…ん」
突然、何処からか焦げた匂いがした……いや、
それだけじゃない…かなり重々しい圧が感じる…
瀧奈「2時の方向からだ…向かうか」
原因らしき場所まで駆け巡った…火事だ…
大きな家が燃え上がっている… …そして…
瀧奈「この家の中にいるな…よし…鹿門文集弐式こい!翠雲《スイウン》!!」
瀧奈から水を纏った青緑色の**小鳥**が出てきた…
瀧奈「幽遊操獣!翠雲、小生を導け!」
翠雲と言う鳥は火事で燃え上がった火柱を打ち消し
道を作った、そこにすかさず瀧奈は突っ走った。
瀧奈「異常で異様な空気…近い…あそこか…」
漂う霊気にそって走る。
そこに居たのは、子どもだ…そして、
近くには感じた異様な者…怪異らしき者がいた、
どうやら熊の人形に宿っている様だ…
強力な霊圧で火は避けられている…
何か喋っていようだが燃え盛る炎の音で聞こえない、
瀧奈はその子に近づこうと少しした瞬間に物凄い勢いで火は蒼く渦巻いた…
瀧奈「ッ⁉︎…翠雲!」翠雲は水の盾をはり瀧奈の周りを囲い守る。辺りは蒼い火で一瞬見えなくなった…
そして…よく見る赤い火に戻ってる…夜空が見える…
辺りを見わたす…目に入ったのは、
壊れた時計[2時?分] 後、倒れた子どもと裂けた熊の人形…そして、黒くて丸い霊体だ…何かが聞こえる…
黒丸い霊「娘を…ま…ない…ゆる…のしと…」
瀧奈は霊力を使いすぎて少し聞き取れなくなってた…
瀧奈「同じ…同じ霊力が3つ…一つは人形にある…」
瀧奈は懐から貰った支給品を使い回復し行動をした。瀧奈はその子どもと人形を持ってここを後にした、
黒く丸い霊は既に居なかったが、僅かにわかる…
子どもの中に居る事に、だが力は無いし今の所
害は無さそうだからそのまま進んだ。
足元に何かが当たった…瀧奈は何かを思い出したかの様に目が虚になって少し取り乱した…
瀧奈「クソ…これほどの霊力が感じられるものがあるのに気づけなかっただと…小生はまだ魔抜けか…」
足元には壊れた異様な品と十字架の短剣そして、
焼けてるが引き裂かれた跡のある2人の………….
があった…
―*場所*―(教会-アルカ聖堂)―
瀧奈とその子どもは、部屋に居た、
瀧奈は椅子に座って寝ている…手元には手帳がある。
子どもはベッドで寝かせている。
〈トントン〉ドアの叩く音、女性の声が聞こえる
「おはようございます…お食事の用意ができました」
その音で起きる瀧奈、
瀧奈「ハ?!やべ、小生は何も怠けては!…あ…」
女性の声主は、この教会のシスターでドアを開けて
瀧奈を起こそうとしてくれてたが…タイミングが…
シスター「あ…えっと…おはようございます」
ちょいと引き気味な声になってしまった…
瀧奈「あ、おはようございます」
シスター「お支度ができましたら食堂に」
瀧奈「はい、ありがとうございます」
どうやら、神父の方が心優しく 気遣いで朝食を提供してくれている様だ。
シスター「では、私はコレで」優しくドアが閉まる。
瀧奈「どうしよう…この後…アレは間に合いそうでも無いし…それにコレは放置しちゃあいけなそうだな」そう言いながら、回収した壊れた異様な品と十字架の短剣を見てから裂けた熊の人形と保護した子どもを確認する。
瀧奈「この子からの情報収集は後で帰ったらするか」瀧奈は椅子から立ち子ども起こそうとした。
子ども「ん…ん〜…」なかなか起きない。
瀧奈は、困ったそうにしながら面倒くさそうに子どもをおんぶしてそのまま食堂に向かう事にした。…
―*食堂前の通り*―
子ども「ん〜…ごはん?…お腹すぃ…」
料理の匂いに釣られて起きたようだ、
瀧奈「お…起きたか、まぁ…朝食を食べてから話をしようか…」
―*食堂*―
神父「お2人方、おはようございます」
子ども「神父さん…おはようございます…」
瀧奈「おはようございます…朝食まで用意してもらって、ありがとうございます。」
神父「いえ…それより昨晩の出来事の件で…」
瀧奈「はい…ですが食べてからです…」〈グゥぅ〉
2人のお腹が鳴った…〈グゥぅ〉…
神父達は軽く微笑んだ。
―*数分後*―
夜に起きた事件について話し合った。
子どもの名前は、α=メリー=クレイナ(αメリー)
と言う女の子で、親は警官と公務員の様だが……
…今は…この子は、小さい時から親の教育や多少絵本などで知識がある程度ある様だ。
―*事件現場*―
神父は福音を唱えている。魂が安らかになるよう…
αメリーは、泣きまくった…そりゃそうさ…
いままで当たり前の様に過ごしていた親が…もう
居ないから…瀧奈は黙禱した…
『助けてあげてくれ…』声がした。少し聞き覚えのある男性の声だ…『守ってあげてくれ』…
…瓦礫の下から小さな黒い液体が唸っている…
どうやら声の主は、この子の父親の霊の様だ…
瀧奈はうなずいた。
瀧奈『わかりました……』
父親らしき霊の声は聞こえなくなり、さっきまで瓦礫の下にあった唸っている黒い液体が消えてた…
瀧奈は神父のそばによって言った、
瀧奈「神父さんこの子を預かっていいでしょうか?」
神父「はい…その前に礼拝しましょうか」
そして神父はαメリーに近寄り言葉をかけた。
神父「悲惨だったでしょう辛かったでしょう……
…さぁ…教会に戻りましょう。」
―*場所*―(教会-アルカ聖堂)―*祭壇前*―
教会に戻り、朝の祈りをしていた…
αメリーは少し落ち着いていた、
周りに朝の祈りをしにくる信者も来ていた。
―*数分後*―
瀧奈は荷造りをしていた、そこに神父がきた。
神父「あなたにこの子をたくします…ちゃんと、
よろしくお願いしますよ」
瀧奈「はい、責任を持って預かります。」
神父「あなたも、できる事から頑張って下さいね…
そちらの方も…」神父は微笑みながらαメリーに近づいて言った。
αメリー「はい、頑張ります。」
瀧奈は少し言葉に違和感を感じた…そちらの方も…と、この神父…この子に霊が居る事を見抜いている…確かに害は無さそうだから放っているが…やっぱ、ちゃんと本物なんだなって瀧奈は実感した。
瀧奈「では、お世話になりました、さようなら」
と挨拶して出てった。瀧奈は歩きながら考えていた…
この事件とこの子そして、この道具もこの人形に居るのは…一体…いっ…
瀧奈「いっ…イッタァァ…ッ」何かにぶつかった。
目の前にはビリビリペンを持った墓威がいた…
そして、少し困りげに話てきた
墓威「はは…お疲れ様…厄介ごとでも拾ってきた様だね…それ…戻ろっか…」そう言って移動用ゲートを
起動して帰る事になった。αメリーは少し驚きながらも、2人は墓威の後を追う。
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