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#ふぉろーしてくれたらもう泣いて喜ぶ
こはる🍀︎🌸
2,066
ハンジが倒れた。
咄嗟に支えたから頭を打つことはなかったが。
「っ、…軽すぎだろ、…」
この調子だとまともに飯も食っていねぇだろう。
顔色も悪い、…
こんなことを考えていても仕方がない。
「とりあえず、…寝かせるか、」
軽くなったハンジを横に抱き、自室に戻った。
ゆっくりとベッドに寝かせた後、額に手を当てる。
熱かった。
「……熱、あるじゃねぇか」
思わず眉を寄せる。
倒れるまで気づかなかった。
いや、違う。
気づいていたのに、たいしたことではないと思っていた。
最近、 疲れているように見えたことも。 いつもより静かな時間が増えていたことも。
全部、見て見ぬふりをしていた。
「……馬鹿が」
小さく吐き捨てる。
布団をかけ直し、ハンジの額に冷たい布を置く。
「明日、覚えてろよ」
眠っているハンジには届かない。
それでも、言わずにはいられなかった。
「……今度こそ、ちゃんと話してもらうからな」
リヴァイは立ち上がらず、そのままベッドの横に残った。
「痛い、…」「助けてくださいっ、」「まだ死にたくない、」
そんな言葉を何度聞いたことか。
どれだけ仲間の死をみてきても慣れない。
慣れるほうがおかしいだろう。
仲間の声が聞こえた後、巨人の足音で声がなくなる。
「っあ、…」
またか、…また人が死ぬ。
まともに戦えない人が団長でいいのか。
自分に問う。
いつだって答えは分からない。
仲間の遺体から目を背け、馬を走らせる。
「じゃあね、…みんな、…っ」
泣いている暇があるなら戦え。
団長。
ごめんなさい。
役立たずで。
「ハンジ。」
低く優しい声が聞こえる。
「…り、…ゔぁい、?」
良かった。声が出る。
「一体何があった。」
「ふはっ、…何もないさ笑
ただの、…寝不足だよ、」
いつものように喋る。
喋っているつもりだった。
だが、声が震えていた。
「ハンジ、」
「ごめんごめん、っなんもないよ。」
笑おうとするが顔が引き攣る。
あれ、…なんで顔が濡れているのだろう。
リヴァイの親指の腹が頬に来る。
「っあ、…ごめん、っ、」
弱みを見せている場合ではない。
「ちょっと疲れちゃったんだよ、…たったそれだけ、」
気にしないで。
そう言いたかった。
だけど、本当はどこかで誰かに助けて欲しかった。
その思いだけは、口に出せなかった。
コメント
1件
おお、2話読んだよ!ハンジが倒れてからのリヴァイの焦りと後悔がすごく伝わってきた…「気づいてたのに見て見ぬふりしてた」って自己嫌悪のとこ、グッときたわ。それでいて「明日覚えてろよ」って言いながらちゃんと看病してるの、リヴァイらしい愛おしさあるよな。 ハンジの悪夢のシーンもやられた…「泣いてる暇があるなら戦え」って自己欺瞞と、最後の「助けてほしかったけど言えなかった」本音の contradiction、めっちゃ刺さった。2話でもうここまでキャラの内面描けるの、本当に上手いなって思う!続きめちゃくちゃ気になる🔥