俺の名前はリック・リード・ラフォート ラフォート伯爵家の長男…..
現在の年齢はなんと5才! この世界にきてから5年が経っちゃいました!
いってなかったけど俺の誕生日は9月16日そう3日前だ!
そして今現在レベルが雑魚い代わりにせめて全属性使えるだけの魔法を習得しろと両親、姉から言われ続けているのである….
正直結構めんどくさいが、強くなって悪いことはないだろうしやるか!
女神曰く俺はレベルも魔力量もこの世界では前代未聞レベルらしい
だから詠唱さえできればなんでもどんな魔法でも使えるといっていた
頑張れば無詠唱もできるとかー…. 怖いね女神のチート能力って
この世界には主に3つの魔法の位がある
一番低いのは誰でも使える初級、二番目に高いのは頑張れば誰でも使える中級、そして難易度が急に上がるとても難しい上級….
俺は全種類の位の魔法を…しかも無詠唱で全部できるようになってしまった!!
「マジかよ….」
思わず口に出てしまうほどにはそう思った
少し魔法をおぼえるとも楽しくなってきたところだったのに….
もう覚えるものがないくらいに俺は魔法を全部覚えてしまっていたらしい
少しどころかかなり残念だ
だが、雑魚と思われている以上中級までしか使わない方がいいだろう
中級使えるってアピっとけば雑魚のくせに頑張るなとかくらいは思ってくれそうだし…. 上級が使えるのはかなり限られた人達らしいからね
そして俺は可哀想なことについでに父であるロードに剣術も叩き込まれた
そして勝ってしまったのだ….
父から聞いたが父自身剣術は魔法と同じく初級、中級、上級があって上級が特に難しいんだとか… 魔法と同じだ
父ロードに剣術ではこのシャイン王国で勝てるものはいないくらいには強いんだとか
ちょっとどころじゃないくらいヤバいかもー….と思っていると
『お前は強い 魔法の才能が全くない代わりに剣術の才能がすごいんだな!』
このとおり父ロードからはとても高評価であった
この話を聞いたどこかのバカがこの話を広めたようで、俺には剣術勝負をしようとの手紙が沢山届いていた….
「めんどくさー…」
誰だよ本当にこの話を広めたやつ
出てきたらチート能力を授かった俺が直々にボコボコにしてやる
そう思ってると…
『ねぇ、ミラうちの弟がねー』
姉の声が聞こえた
もしかしてあの話を広めているのは姉か?と思いながら盗み聞きしてみることに
『うちの弟がね! この王国で剣術だったら一番強いロード父様に圧勝していたの!』
『えっ、マジで!? 弟さん強いね」
『そんなことないよー だって上限レベル22で現在のレベルが22だもんww』
『じゃあ、お父様の遺伝が強すぎて剣術だけ異常に強いのかー!』
『多分そうよ!!』
『弟さんに決闘挑んでくる男子多いらしいけどそういうことだったのー!?』
『え、そうなの?』
俺は激怒した
そうなることも考えずにあの話を言いふらした姉とそれを待ちに受けて俺に決闘を挑んで圧勝して人気が欲しいクソ男子どもに….
とにかく姉さんにあの話を言いふらすのを辞めてもらおう
そう考えた俺は姉のリーシェに直接
「姉様、あの話をみんなに広めるのは迷惑なので辞めていただけないでしょうか?」
『ごめんね そんなに嫌だっただなんて知らなかったの….』
しっかり謝られてそれ以降姉があの話をみんなに広めるのは見なくなった
だけど噂はもう広まりきってる つまりは今止めても無駄だったってことだ….
俺はめんどくさかったが自信満々で挑んでくる男子達を蹴散らし、力の差をわからせてやった…. もうこれでやらないだろうと思った
この件以降俺に決闘の挑戦状が来ることは無くなった….
正直とても俺は嬉しかった!!
このできごとを簡単にまとめると、姉は7才でリックは偶然歩いている時に姉が言いふらして広めていることを目撃(犯人特定成功) そうしてかなり可愛くて有名だったリックの姉リーシェの言葉にアホな5才くらいの男子達はリックを剣術で倒せばリックの姉であるリーシェが惚れてくれると思い込み決闘を申し込んで俺に見事に負けた模様… 少し可哀想である
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