「なぁ翔太…お前、本当に全く気づいてないの?」
1回戦目を終えた深澤が…スマホを片手にベッドで、うつ伏せに寝そべっている…
そこにバスローブ姿の渡辺が戻って来て、不思議そうな顔をする
「は?何が?」
何度もここに来過ぎたせいで、物の配置まで覚えてしまい
深澤の家のキッチンで勝手に入れたコーヒーを…2人分両手に持って戻って来た
「いや、何でも…」
そう言いながら起き上がり、その片方を受け取った
「何だよ、気になるだろ…」
渡辺も深澤の隣に腰を下ろし、カップの中身を冷まし始める
「だからさぁ〜何でもないって…。自分で気付いた方が良いだろ、アレは…」
何かを思い出す様に遠くを見つめ、呟いた…
「だから、それは何だって言ってんの!」
次第にムキになってくる渡辺に苦笑いして
「まぁ、この話はここまでにして…」
そう言った深澤は、自分のカップを置いた後…
渡辺の手からもカップを取り上げた
「それより今は、2回戦…どう?」
囁いて、ニヤリと笑ってキスをする…
何だか誤魔化された感はあったものの…実は自分も物足りなかった為、その申し出を受けて立つ
「もう復活?いつも仕事の時は【疲れた】ってよく言ってるのに…こっちの方は元気だな…」
そう言って見つめ合う2人…
「ん〜翔太からの、その言葉は…褒め言葉と捉えておきます」
そう言いながら、抱き締める
「あ〜はいはい…」
小さく笑った渡辺の唇に、深澤の唇がそっと触れ
それが合図となって…再び2人の身体が重なり合う…
「ほら翔太…もう腰、動いてる…」
「自分だって、やる気満々だろ」
そう言った渡辺が、深澤の股間を凝視した
「おまっ…そんなに見るなって…」
「元気で何より。わっ…ちょっ…ふっか…!」
揶揄われた仕返しに、渡辺のモノを握り込んで扱いてやると…
深澤と同じ様な状態に
「俺、もう我慢できない…」
「良いよ。来いよ」
その後、すぐにベッドが軋み出し…聞こえて来るのは喘ぎ声
しかし、そこに恋愛感情は全く無く…ただの運動として楽しむ2人
本能のままに繰り返される行為…
夜はまだ始まったばかり
コメント
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あ。💙がリバなのかな???

ぐぁー!また明日まで待つのか🤦笑 楽しみにしています❣️