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『鬼になった私でも人を救う誓いがあります。』 1話
──────────
雪が降る朝、私はいつも通り訓練場に立っていた。
真っ白な雪が足元に積もり、吐く息が白く舞う
冷たい空気に顔を赤くしながらも、私は剣を握る手に力を入れる。
瑠奈 ） 『強くならなきゃ誰も守れない』
同期） 『瑠奈、顔が赤いぞ。笑』
『寒さで凍え死ぬんじゃないか？』
同期がそう言いながら微笑む
瑠奈） 『このくらいで死ぬくらいなら鬼殺隊 なんてやらないし。』
同期 ） 『頑張ってここまで来たもんな。初任務だから緊張するわ』
瑠奈） 『あんた死ぬんじゃない？笑』
同期） 『主人公が初手から殺されるとか物語進まねーよ。俺が死ぬわけない』
瑠奈） 『初手で死ぬ時点で主人公じゃないでしょ。フラグ立ってるよ。』
同期） 『じゃ、生きて帰れよ。』
瑠奈） 『当たり前。あんたもね』
──────────
⏱ ̖́ 〜
しばらく歩いた時、近くから何かを食べてるような音が聞こえた。家の中じゃない。
そう思い、音がする方へ行った
瑠奈 ） 『人の血……!!!』
瑠奈 ） 『血を辿っていけば……』
一滴ずつ真っ直ぐに血痕が続く道を、歩き続き、濃くなるまでずっと歩き進んだ
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瑠奈 ） 『え？これ私死ぬ系？まじか』
そこには、たくさんの人達の食べられた痕の死体がたくさんあり、まさに凄惨な光景
そして目の前には、
童磨 ） 『あれれ〜？せっかくご飯中だったのに、もう来ちゃったの〜？ ♡』
童磨 ） 『あれっ♡女の子だ〜、僕ってほんとにツイてるなぁ！』
初任務の相手、まさかの上弦の弐でした。
まだ私は鬼殺隊になったばかりだから階級は当たり前最下級の癸
瑠奈 ） 『どーしよ…運悪いな』
運悪いってレベルじゃないよねほんと。命を賭して戦うのが務めなのに……まだ死にたくないって、心の奥で呟いてしまう
瑠奈 ） 『死にたくないかも、な…』
私の呼吸、技で相手を弱らせることができるのか。…いや、無理だね。私はまだ全ての型を覚えてるわけじゃないし…
瑠奈 ） 『戦える分にはやらなきゃ』
童磨 ） 『さぁ、君はどんな呼吸を使ってくれるのかなぁ♡』
刀を握り、抜こうとしたけど、恐怖で体が縫い付けられたみたいに動かなかった。
瑠奈 ） 『大丈夫。きっと死なない』
瑠奈 ） 『氷雪の呼吸壱の方』
『吹雪旋舞』
童磨 ） 『わぁ、…君の技すごいね！一瞬で重い鎖が僕を引きずるように体が重くなった。ついていけなかったよ〜』
瑠奈 ） 『やっぱり彼には効かない…』
童磨 ） 『そうだ！君もさ僕たちのように鬼になろうよ！今よりもきっと強くなれるよ』
瑠奈 ） 『私が鬼になる、？…なるわけないじゃないですか。隊律違反になります。』
童磨 ） 『でもぉ、…生きたいんでしょ？♡もし君が鬼にならないなら食べるけど…なってくれるなら生かすけどな〜笑』
きっと私が鬼になったところで、私よりも上の階級の人達に殺されるだけ。
瑠奈 ） 『私が鬼になっても弱くてすぐ死にます。 』
童磨 ） 『だから強くなるんだよ。鬼になって、強くなって、一生生きられる』
童磨 ） 『きっと君もあの方に気に入られれば、血の量をたくさん与えられ、強い十二鬼月になれるよ！』
瑠奈 ） 『そのあの方とは、…誰のことですか。』
童磨 ） 『ん〜、人間には言えないかな！』
童磨 ） 『君も鬼になろ！ね、？』
瑠奈 ） 『分かりました。鬼になります。ただし、私は人間を食べることはありません』
童磨 ） 『えぇ、…そしたら意味ないよ〜』
童磨） 『鬼は人を食べてから強くなれる。』
瑠奈 ） 『だけど何も罪もない人たちを殺して食べるなど可哀想すぎます』
童磨 ） 『鬼になったら、もうそんなことは言えなくなるかもね〜♡』
瑠奈 ） 『………』
童磨 ） 『鬼になると、『人間の血を吸う』っていう本能が強くなる。だから我慢できるかなぁ？♡』
瑠奈 ） 『…絶対に人間を食べないと誓います。そして、人間が危ない危機があったとしたら、その時は救います。』
童磨 ） 『へぇ〜、君ほんとに面白いね。』
瑠奈 ） 『もし食べてしまった場合、その時は自決します。』
童磨 ） 『それはだめかな〜』
瑠奈 ） 『ならどうしろと？』
童磨 ） 『ん〜、そうだなぁ』
童磨 ） 『あっ！もし食べてしまったら、僕の嫁になってよ！』
瑠奈 ） 『はい？………』
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初めてハイキュー以外の作品書くので暖かい目で見てくださいっっ‼️‼️‼️これからこの作品も投稿していくので、応援お願いしまーす🫶🩷
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𝓽𝓸 𝓫𝓮 𝓬𝓸𝓷𝓽𝓲𝓷𝓾𝓮𝓭
コメント
11件
あの私りんご1かじりという作品書いてる時からずっと書き方上手いなって思ってました（？）鬼滅の刃まで書いてくれるのほんとに嬉しいです
最近あんた見てないと思ったらとうとう鬼滅まで出てたん？笑
童磨は神すぎるって.ᐟ.ᐟ 相変わらず雰囲気とかめっちゃらぶ🫶💞
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