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芽衣「疲れたー!」
芽衣はいつもの様にそう呟いた。
珠那「そろそろ実技試験があるらしいよ。教師というのも大変だね」
そう言ったのは都依珠那、ここでは恐れられている警官だ。
なんで一緒にいるかって?同居してるからだ。誤解を生まない為に付け足しておくが一応珠那は女だ。
芽衣「じ、実技試験!?」
珠那「教師である芽衣が先に知っておくべきでしょ。流石に…」
芽衣「逆になんで私が知らないことを珠那が知ってるの?そこが疑問なんだけど…」
珠那「どうやら死人が出ない様に警官が行くみたい。正直なところ警官だけじゃ抑えきれない生徒もいると思うけどね。署長はそれを理解して警官を行かせるのか…もし何かあったら芽衣が抑えてくれよ?」
芽衣「当たり前だよ。私は教師だからね」
珠那「いつもの謎理論だけど今回は頼りになるよ。ありがとう。警察署の評判が落ちたら自分の地位も危ういからね。終わったら芽衣が行きたがってた天界旅行のチケットあげるよ。今度1人で行こうとしてたんだけど… 」
芽衣「人の善意を謎呼ばわりするのは好感が持てないなぁ。って最後の言葉!」
芽衣は笑いながらそう言った。
ーーー1週間後ーーー
芽衣「いやー生徒たちの激戦に賭けて負けた奴見るのは楽し…生徒たちが活躍してて凄かったな!」
珠那「実技試験は何事もトラブルがなくて良かったな」
芽衣「天界のモンスターが見れるぞー!」
珠那「じゃあ帰るか」
芽衣「え?」
珠那「だって何も活躍してないだろ?」
芽衣「それは…そうだけど」
珠那「冗談だよ。芽衣のことだからもう準備終わってるんでしょ?」
悪戯が成功した子供の様な笑みを浮かべながら珠那は聞いた
芽衣「良かったー…勿論終わってるよ。張り切って天界の歩き方って本買っちゃったから無駄になるかと思ったよ…」
珠那「一応自分も準備したから帰ったら荷物持って天界旅行に行こう!」
芽衣「今思ったんだけど私は天界の生物の研究っていう仕事があるから天界にはいけるけどあるから良いんだけど珠那は休暇あるの?警察官ってほら…なんか忙しそうなイメージあるじゃん」
珠那「丁度自分も思ってたところだ。スケジュールが偶然合ったのか」
芽衣「いや、天界行きたかったんだけど天界行きの船のチケットが高いから学校に「学校側がチケットを用意してくれたら天界の生物研究しに行くんだけどなー」とか言ってねだってたんだけど天界行くなら娯楽もあるし自費らしくて…」
珠那「まあ天界まで行くのも世界を超えるからな。そりゃ高いわ」
この日の帰り道はそんな話をしながらこれから行く天界旅行に胸を膨らませて帰った」