この作品はいかがでしたか?
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前回の🟦🏺 、 書くの初めてで不安だったのですが好評だったみたいで凄く嬉しいです。皆様いいねや素敵なコメントありがとうございます🥹
今回の展開でリクエストをくれたみや様、ありがとうございます。行き詰まっていたので大変助かります(泣)
それでは、前置きはもうバッッて飛ばしていっちゃいます。
ao 攻 tb 受
ao→(→→) ← gt
両者自覚あり
センシティブ要素 少有
口調迷子
ao 🟰 「」 tb 🟰 『』
――――――――――――――――――
ao 視点
この前、つぼ浦とデート(お出かけ)してきた。色んなところ回ってさ、すんごい楽しかったんだけど。やっぱり、昔っからの思いは伝えられない儘でさ。
俺はつぼ浦にずぅっっっと前から恋をしている。出会った時から、ずっと。
いつも純粋無垢で元気なところも、少し乱暴な所も、でも本当は市民に対しても仲間に対しても優しいところも、皆のことが大好きで平等に接しているところも。全部全部、
壊しちゃいそうなくらいに好き。だから、俺は思いをしまわないといけない。こんなドス黒い思いを純粋なアイツにぶつけちゃいけない。だけどどうしても伝えたくて、手に入れたくて、俺だけを見ていて欲しくて。俺はとんでもなく葛藤している。
ウワッ!?吃驚した。あれ?キャップから電話だ。
「はいもしもしー?」
《もしもし。話したい事があるんだが》
「何初め方告白?」
《あぁまあ…お前にとっちゃ衝撃的な告白かもしれない》
「え?」
《この前な?つぼつぼから呼び出されたんだよ》
「ちょっと待てつぼ浦から告白されたとかじゃないだろうな?だったら俺泣くけど?」
《違うそうじゃないから安心しろ落ち着け
先ずこんな容姿の奴に誰が告るってんだよ》
「それ自分で言ってて悲しくならない?」
《すごい悲しい》
思わずぶふっと吹き出す。いやそうじゃない本題は?
「で?つぼ浦がどうしたの」
《その…アイツがな?俺に相談してきてな?
お前のことを考えると胸が苦しいだのバクバクするだのお前に好きな人がいるって考えるとズキズキするだの乙女みたいな事を言ってきたんだよ 》
「え」
…え?え?え?え?ソレって、ソレってつぼ浦俺に恋してる…って事でいい?いいよね?
…マジか。しかもその様子だとやっぱり初心だよね。気づいてないんだもん。
《だからその結局アレだ、 早い内にくっつけって話だ。じゃあな》
「えちょっ」
ガチャ切りされた。………いやマジで?…ふーん……つぼ浦も俺の事、好き、好きなんだ。…いやでも違う!アイツの好きはそんな重くない!俺の感情と一緒にしちゃあダメだ!!つぼ浦は初心だからちゃんと、ちゃんと大事にしないと…
そんなことを考えるけどやっぱり、俺のものにしたくて壊したくてしょうがない心が出てくる。くそぉ、こんな感情どうしたらいいんだ…
――――――――――――――――――
数日後
仕事仲間の皆で飲みに行こうと言う話になった。ソレで、参加していたのだが。つぼ浦があまりにも酔いすぎてお前が介抱しろとキャップに押し付けられた。許さん。いやまぁ俺以外に酔うつぼ浦を見せるのも中々に耐えられないけどそれにしてもだよ。
まあ任されたものは仕方が無いので、取り敢えずは俺の家に向かうことにした。そして着いて、ソファでだらけていた…けれど。
『ァォセン、?なんでさっきからこっち向かないんスか?』
顔を赤らめこっちを向けというつぼ浦がいる。そう、コイツめちゃくちゃ酒弱い。しかも酔ったら人にベッタベタになるタイプ。そんな顔でこっち向くな。勃つ。全然死ぬ。
「いやちょっと…今は無理かも」
『なんで 、? おれのカオ 嫌いだって いいたいんすか 、アオセン。 』
俺が頑なにつぼ浦の方を見ないでいるとしゅんとし始めた。ああもうなんでそんな可愛いんだ。今すぐにでも抱きしめたい。
「いやァ、嫌いじゃないよ?お前の事は後輩として好きだしね、顔も全然カッコよくて正直いい顔してると思うよ」
『後輩としてだけかよ、俺はあおせんの事が好きなのに 、 ほんとバーカ』
そんな事をつぼ浦が呟く。
「え?」
俺が吃驚して声を出せば、ハッとしたようで酔いが覚めた様に焦り出して弁解してくる。
『…あッ!?!?!?…イヤコレは 違ぇ!!なんも言ってないッスから!!!忘れろ!!』
「……何が違うの。 」
そう言っていつもの調子を取り戻そうとするつぼ浦に少し苛立ちを覚えて、問い詰める様に近くに寄る。 つぼ浦は段々と後ろに後退りして、俺は逃がさないと言わんばかりにどんどんつぼ浦を壁に追いやって行く。
そしてつぼ浦の背中が壁に着いた。
――――――――――――――――――
tb視点
『ぁ、オセン、?』
「俺お前に好きだって言われて嬉しかったよ。すごい嬉しかった。なのにお前は違うって言うの?酒の勢いで間違えちゃっただけ?ねえ?つぼ浦?」
アオセンがじりじりと詰め寄ってくる。怖ぇ。怒ってる。…顔が、顔が近い。怖いのに、嬉しい。クソ、なんなんだコレは。
『いや、その、違う、勢いなんかじゃ』
俺が言葉を詰まらせていると、俺の頭の横にドン、とアオセンが手を置く。その音に驚いて俺の肩が無意識に跳ねる。
「………俺の事怖いでしょ、逃げてつぼ浦。俺このままだとお前にキスするよ」
いつもと違う、余裕の無い表情でそう言ってくるアオセンが何だか愛おしくて、アオセンのせいだか酒のせいだか知らんが俺も柄にも無いことを言ってしまう。
『……キス、 ………しろ、よ 』
「え?」
『だから、ッ … したいなら しろって 言って 、 』
「………良いの?」
良いんだよ 、 という前に答えはもう求めて居なかったようで長く深い口付けをしてくる。
『ッぅ 、 ふ ぁ 、 ん”ん ッ …… !! 』
息が吸えなくて苦しくなって、アオセンの背中をトンと叩く。そうすればアオセンは唇を離してくれた。
「なーに?つぼ浦。しろって言ったのはそっちでしょ?こんな嬉しそうな顔してるのに。」
アオセンが俺の顎を軽く掴んで目と目を無理矢理合わさせてくる。あぁもう、目ェ逸らすことも許されねーのか?
『ッいった、けど… なげーんだよ、ッ!!バカ!!』
「 …そっか。じゃあもうキスされるの嫌?」
少し残念そうな顔をすれば顔の横から手を退けて、俺を自由の身にさせる。先程まで近くにあった手が離れて行ったことになぜだか寂しさを感じる。
『……ちが、違ぇ、そう言う事じゃ』
「じゃあどういう事?」
数秒前まで残念そうな顔をしていたくせにソレは演技だった様でニヤニヤとした表情を浮かべながら俺に聞いてくる。慈悲に漬け込みやがった…!!!
『…… いや、その、
別に 、 嫌なワケじゃ … ない 、 かもしれねえ 、 』
俺なりに素直になったつもりだ。必死に濁してアオセンに思いを伝えた。だが、
「んー?じゃあされても嬉しく無いって事?」
アオセンは俺が思った以上に鈍感みたいで。クソ、伝わらなかった。…あァもう、どうにでもなれ!!!知らん!!
『ッだから!! … 嬉しいつってんだろ !! 』
このままじゃ埒が明かねえ。そう思った俺は顔を逸らして言葉を発する。俺は今どんな顔をしているのか。多分確実にリンゴみてーな真っ赤な顔してる。
「…はは、ははは。つぼ浦はホント可愛いねえ。分かってたよ?別に笑
ただお前の口から聞きたかっただけ。ゴメンね、大好き。」
俺の頭をわしゃわしゃと雑に撫でてくる。オイ、と言おうとしてアオセンの顔を見上げるがあまりに俺の事を愛おしそうに見つめてくるので文句を言う気にもならん。
「つぼ浦。本当に俺の事好きってことでいいんだよね?」
『だからそう言ってますよ。記憶喪失スかアオセン』
「とことん生意気だねお前は。…俺さ、愛が少し重いけど本当にそれでもいい?」
『まぁ俺恋愛に関してめちゃくちゃ知識欠如してるから重い??だか何だかよく分かんねぇケドよ、別にアンタになら何されてもいいかなとは思ってますよ』
「お前マジでそういうことポンポン言うな。マジで」
『?????どういう事スか』
「…まぁ、それは後から散々体に教えてあげればいいか。改めてよろしくね、つぼ浦」
『………ハイ』
いつもの誇らしげなデケェ声が出なくて消え入りそうな声で返事する。
あぁもう、酒でこんな事になるなんて思ってなかった。酒一気に抜けた。
…ケドまァ…、アオセンとそういう仲になれた、ってなら…偶には、良いのかもな。
――――――――――――――――――
ンハイ!!イヤ〜〜〜……やっぱ🟦🏺っていいですよね。ホントに。(しみじみ)
画面の前のaotbを知らない皆様!!今すぐrd&gtのストグラを見てきてください!!後悔しません!!!👍🏻👍🏻
って言ってもaotb知らない人がコレを見ているのかは謎ですけど。(笑)
それでは、閲覧ありがとうございました。
コメント
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リクエストにお応え下さりありがとうございます✨ お酒で本音ぽろっと漏れちゃう🏺と激重だけど優しい大きな愛あふれている🟦の関係が素敵すぎます! 🏺の甘え方が可愛いすぎて一日の疲れ取れました! 本当に素敵な作品感謝です☺️