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____ある日。
自分の家に戻り、手紙の整理などしていた。
心配性な照さんから、1人では行かないように言われてるから、涼ちゃんと翔太さんと一緒に来た。
ピンポンとインターホンがなる。涼ちゃんが代わりにでてくれた。
隣の奥さん「あら、七瀬さんじゃ…」
美柚「あ。お隣の!こんにちは。どうかされたんですか?」
隣の奥さん「いや、最近留守だったよね?」
美柚「あ、はい。」
隣の奥さん「最近、夜にこのあたりをうろつく不審者がいてね、特に七瀬さんとこを見てたから…大丈夫かなって」
美柚「そうなんですか…」
翔太「やべーな。」
涼太「通報とかは?」
隣の奥さん「してないけど、挨拶したら普通に挨拶かえされて、どっか行くのよ。」
涼太「また来るようでしたら通報されてください。」
隣の奥さん「わかった。でも七瀬さんは…」
美柚「大丈夫です。友人の家にお世話になってるので。」
涼太「ただ、それは秘密でお願いします。」
隣の奥さん「わかった。無事ならよかったわ!」
美柚「すみません。お世話かけます…」
そういい、必要なものを持ち、簡単に掃除をして涼ちゃんの家に戻った。
涼太「美柚ちゃん、ちょっといい?」
美柚「ん?何?」
涼太「照とも話してたんだけど、やっぱ家に戻るのは危険だからさ、解約しない?」
美柚「ん、でも…」
涼太「ここに住むのはどうかな?」
美柚「……迷惑じゃ…」
涼太「全然迷惑じゃないよ。」
美柚「ん…じゃあ、そうしようかな。毎月いくら…」
翔太「んじゃ俺も住もうかな。」
美柚「え?」
涼太「いうとおもった(笑)」
それから色々と手続きを済ませ、無事引き払い、涼ちゃんちに引っ越した。翔太さんも。
引っ越しはみんなが手伝ってくれた。
数日後、お隣の奥さんに挨拶にいった。
あのあと、何回も現れたらしく、通報したとのこと。
しかも、引っ越した後に現れ、お隣さんちに、私のことを訪ねてきたらしい。
困ってるとこに警察が来て、連れていかれたとのこと。
迷惑かけちゃったなって思ってたら、奥さんから、大丈夫だよって。
こんなにも人を巻き込むなんて。
ほんとに私、人を見る目ないっていうか。優しくされて、ホイホイ好きになって。
バカみたい…
消えたい……
トンッ(肩を叩く)
美柚「えっ?」
翔太「お前は悪くない。大丈夫。」
なんでそんな優しいこと言うの。
そんな言われたら…
頼りたくなるじゃん。
涙堪えてんのに…
ギュッ……
翔太「我慢すんなよ」
美柚「……(´;ω;`)ウッ….˚‧º·ゥヮ-(ฅдฅ。)-ン‧º·˚.」
また、翔太さんの胸で泣いてしまった。
何回目だろうか……
私は帰りの車内で、泣き疲れたのか寝てしまった。
照「美柚ちゃん大丈夫そ?」
翔太「…結構きてるとおもう。」
涼太「あんまり1人にはできないな。ま、翔太もいるから夜は安心だな」
翔太「…な、照、涼太」
涼太「ん?」
翔太「俺も惚れやすいのかな。それとも、ただの情なのか…」
照「………美柚ちゃんのこと?」
翔太「…うん。」
涼太「惚れやすいかは別として、人を好きになるのは素敵なことじゃん?美柚ちゃんには今、支えが必要だし。翔太にしかできないことがあるんじゃない?だから家にくるんでしょ?」
翔太「……」
涼太「それに、だいぶ前から気になってたんじゃないの?」
翔太「かもな…///」
涼太「素直になっていいんじゃない?でもその代わり、泣かせんなよ?」
翔太「わかってるよ…」
涼太「じゃなきゃ、俺、だまってないから。」
翔太「んだよ、お前もかよ(笑)」
涼太「翔太だから譲るよ。」
翔太「ありがとう。」
涼太「でも、翔太も、無理すんなよ?」
翔太「おう!」