続きでーす!
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スマイル視点
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教室に帰ってきて、淡々と授業を受ける。
いつもは、その事に退屈を感じていたが。
sm「…ッ。」
Broooockの言葉が頭に何回もこだましている。
…もう、本当の“笑顔”なんて分からないんだよ…ッ!
…だれか、たすけて…。
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きんとき視点
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kn「…。」
何が、スマイルのことを苦しめているのか。
そのことだけを考えていた。
…ああダメだ。
あいつの友達のはずなのになんにも分かってない。
…友達失格じゃん。
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スマイル視点
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〜昼休み〜
sm「ふぅ。」
やっと午前の授業が終わった。
Na「みんな〜っ!お昼ご飯食おうぜ!」
sh「はぁやっと終わった。屋上いこーぜ!」
Br「Zzz・・・・」
kr「また寝てるんだけど!?…おい起きろ!!(バシッ)」
Br「痛った!?」
kr「ほら飯食うぞ。」
Br「あははwwはーい。」
kn「スマイル行こーぜ。」
sm「…ああ。」
立ち上がって彼らの元へと行こうとした時。
mb1「放課後。空き教室ね。」
mb2「来ないとどうなるか…。わかってるよね。」
sm「ッ!」
kn「スマイルー?」
sh「置いてくぞー?」
sm「あっ…ああ。今行く。(ニコッ)」
嫌な感じを覚えながらも、彼らの元へと急いだ。
〜放課後〜 (一気に飛ばしてしまい申し訳ないです)
キーンコーンカーンコーン(チャイム音)
帰りのホームルームの終わりを告げるチャイムが鳴り響いた瞬間、ガヤガヤと一気に騒がしくなる。
Br「やぁっと終わったぁ!」
kr「お前…w最後まで寝てたじゃんww」
Br「テストの点はいいからいいのー!」
Na「ね”ぇー!暑いからコンビニでアイス食わねぇ!?」
sh「いいじゃん、それ。」
kn「スマイルー!帰ろーぜ?」
sm「…あっ。」
ちらりと呼び出してきたやつを見ると、ギロりと睨んできた。
sm「…すまん。今日は委員会があるから先帰ってくれ(ニコッ)」
kn「え?今日委員会…。」
Na「おっけー!がんばってねー!」
sm「…ああ。ありがと。」
そそくさとかばんを持ち上げ、逃げるように教室を出た。
〜数十分後〜
mb1「ふふ、お待たせ。逃げなかったのねw」
sm「要件はなんだ。」
mb2「いつもみたいなきっもい笑顔じゃないのねww」
sm「…ッ。要件がないなら帰らせてもらう。」
mb2「帰らせるわけないじゃない。」
mb1「さぁ、思う存分遊んであげましょう。」
その一言でワラワラとガラの悪い大柄の男が数人出てくる。
sm「なっ…!」
mb3「姐さん、遊んでいいんすか?ww」
mb2「ええ、いいわよ。そいつが二度とこの学校に来れないようにしてあげて。」
mb3「りょーかいっすww」
mb4「おらっ!(ボコッ)」
sm「ッ!!」
mb3「おらよっ!」
ドンッッ!!(スマイルを机の山に突き飛ばす。)
そこから、殴られ、蹴られ、踏まれる。
痛い、痛い、痛い…!
sm「ッ…!やっ…!」
mb5「チッ、こいつまだ喋ってるんだけど。」
mb3「もう、いいんじゃね?ww」
「やっちゃおーぜww」
逆手に持ったハサミを向けられる。
sm「やめっ…!」
俺は耐えられず、ギュッと目を閉じた。
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きんとき視点
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委員会がある。と言って出ていった彼を見やる。
…本当に大丈夫なのか?
Na「きんとき〜!帰ろ〜!」
kn「あっうん!」
他の3人は先に行ったのか、いなかった。
Na「今日の社会の授業でさ〜ww」
笑顔全開で楽しそうに話す彼の話を聞きながら、玄関へと向かう。
kr「あ、やっと来た。」
sh「早く帰ってゲームしよーぜー!」
わちゃわちゃとしながら帰り道をみんなで歩く。
…ただ一人を除いて。
Br「いいの?きんさん。」
kn「え?」
Br「…。」
じっと諭すように見つめてくる赤色の彼。
…俺はやっぱり。
kn「あ!俺忘れ物したから1回学校行くわ!」
sh「俺も行こうか?」
kn「ありがとしゃけ。でもスマイル待つからいいよ。先帰ってて。」
sh「ん、了解。」
Na「じゃあ、また後で通話でー!」
kn「おけー!」
スっと前を見すえ、走り始めた。
kn「ふうっ。」
戻ってきた頃には部活をしている生徒くらいしかいなかった。
kn「やっぱ委員会なんてないじゃねぇか。」
低く呟きながら階段を昇っていく。
どこいんだよ…。
俺らの教室のあるフロアに来た時。
…ガンッ。
kn「ん?」
なんかなってはいけない音だったような…。
…嫌な予感がする。
kn「ここか…?」
チラリとドアの窓から覗くと…。
ハサミを向けられる、教室の床に倒れ伏すスマイルの姿。
kn「…ッ!」
kn「スマイルッ!!」
次回 最終回。
お楽しみに。
コメント
17件
すごい……(?) MOB全員○したi(((((殴 ほんとにストーリー好きですッッ()
MOB拷問実行班連れてく?^^