テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
琳side
私は柚月琳。(ユヅキ リン)
去年の春に中学生になった。
変なタイミングでお父さんの転勤が決まり、それでこの〇〇市に引っ越してきたんだけど、、
正直言って新しい街で不安しかない。
って!最初から弱気になっちゃダメだよ!
うん!
ウジウジしちゃダメなんだから!
父「さ!着いだぞ〜!」
おぉ〜結構家広〜い
今度こそ自分の部屋もらえる?!
やったね!
琳「ねぇねぇお母さん!今度こそ自分の部屋貰ってもいいよね?!」
母「えぇ!こんなに部屋があるんですもの!一つくらいあげたって誰も文句言いませんよ笑」
父「よかったなぁ〜琳!」
琳「うん!」
んむぅ・・・・・
ねむい
寒いし眠い
サムイ ネムイ・・・・・
はっ!今日から新しい学校!!
頑張るぞ〜!
琳「えっと、、東京から来ました!柚月琳です!よろしくお願いします!」
クラスメイト「ザワザワ」
先生「あーじゃあ柚月はあそこの空いてる席に座ってくれ」
ガタン
琳「えっと、、よろしくね!」
✂︎ーーーーーーーーーーーーーキリトリーーーーーーーーーーーーーー✂︎
凪side
俺は涼風凪(スズカゼ ナギ)。
今日は転校生が来るらしい。
噂によるとその転校生とやらは女子らしい。
女子は嫌いというよりか苦手だ。
すぐ怒るし。すぐ泣くし。すぐ根に持つし。面倒臭い。
琳「えっと、、東京から来ました!柚月琳です!よろしくお願いします!」
クラスメイト「え? かわいくね? それな 東京だって! ザワザワ」
うわーどうでもいいわ
先生「あーじゃあ柚月はあそこの空いてる席に座ってくれ」
は?
うわーよりにもよって隣かよ
だる
ガタン
琳「えっと、、よろしくね!」
凪「・・・・・あぁ」
会話は終了。
別にそれでよかった。
先生「あー涼風!お前学級委員だろ?柚月に学校案内しといてくれ」
凪「げ」
めんどくせ〜
こんなことになるなら学級委員なんかしなきゃよかったわ
✂︎ーーーーーーーーーーーーーーーキリトリーーーーーーーーーーーーーー✂︎
琳side
先生「あー涼風!お前学級委員だろ?柚月に学校案内しといてくれ」
凪「げ」
へぇ〜涼風くんっていうんだ
下の名前はなんていうんだろ
まいっか
凪「んでこっちが音楽室でこっちが音楽準備室。」
琳「うん」
凪「あれが理科室で、あれが家庭科室な。」
凪「あ、ちなみにあれが体育館。」
凪「じゃ他に聞きたいことあったら他の女子か男子に聞け」
琳「え?涼風くんじゃダメなの?」
凪「あ?逆に俺じゃないとダメな理由でもあんのか?」
琳「いや?別に何もないけど。」
凪「あ?そーかよ」
ふーん涼風くんって意外にクール??なのかな
転校してきてかれこれ一週間。
結構学校には馴染んできた、、、、と思いたい。
琳「…あれ?!ジャージ、、忘れた、、」
クラスメイト「え?!やばくなーい?え?今日結構寒いってお母さんが言ってた、」
琳「まじかぁ、、、、、、!」
柚月琳。中学一年。冬。今宵。やってしまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!
そして体育。
っっっっさっっっっっっっむ!!!!!!!!!!!!!!!!
先生「えーじゃあ今日は男女混合ということで!教室の席で隣の人とペアになって今日の体育を進めていきたいと思います!」
凪「…呆」
琳「…そんな目で見ないでください。」
凪「いや誰だってこんな目で見るデショ。」
琳「寒い。寒い。寒い。さっっっっっっっっむぅいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!」
凪「…だー!!うるっっっっせえぇ!」
凪「マジ黙ってろよ!うるさいからもうこれ着とけ!ばかやろー!!」
琳「え」
琳「えでもいや?!それじゃ涼風くんが寒いじゃん!」
凪「はぁ?!俺のことはいいんだよ!!ばーーーーか!!!!!!」
琳「ばっ…!!!…まぁでもありがと。」
凪「ふん」
意外に涼風くんんは優しいのかも、、、、しれない。
琳「あ。そーだ!涼風くん!これ洗って返したいんだけどいいかな?」
凪「いや。いい。」
琳「…。ふーんじゃあ洗って返す。」
凪「はぁ、?いいつってんだろ!?」
琳「知らねーだっ!」
凪「はぁ!?」
涼風くんとこの洗剤?柔軟剤?めっちゃいい匂いする、、
まーうちも結構いい匂いなはず
匂いあるか分からないけどw
翌日
琳「はいっ!涼風くんのジャージ返すね!お菓子も一緒に入ってるから!あ。手作りじゃないからね!」
凪「それ言う必要あった?」
✂︎ーーーーーーーーーキリトリーーーーーーーーー✂︎
凪said
琳「はいっ!涼風くんのジャージ返すね!お菓子も一緒に入ってるから!あ。手作りじゃないからね!」
凪「それ言う必要あった?」
なんか、、
なんだろ
寂しい?って言う表現もへんか?
つーか超いい匂いすんだけど…
あぁぁぁ!
おれ。いま。自覚したわ
多分コイツのこと好きなんだ。
なんかお菓子手作りじゃないだけでちょっと悲しかったし
コイツに話しかけられると嬉しいし
凪「…なぁ。凪でいいぞ」
✂︎ーーーーーーーーーーキリトリーーーーーーーーーー✂︎
琳said
凪「…なぁ。凪でいいぞ。」
琳「へ?」
凪?凪って何?あ涼風くんの名前、、、?え凪?凪っていうんだ!初耳!
あ”ーやっぱ涼風くん、、、いや凪の事好きなんだよなぁー
なぜ?
自覚しちゃった
さいあくw
絶対届くわけないわ
琳「ねぇ。もしさ、私がさ、凪のこと好き、、って言ったらどーする?」
凪「…。えーなら結婚前提で付き合ってっていうわw」
は
何言ってんのコイツ
ちょっと気になったから冗談半分で聞いたのに!?
何故に?????????
琳「冗談、、?だったりすんの」
凪「え。本気。でも絶対無理でしょ。ふもーな恋!」
琳「不毛なんて言わないで、」
凪「は」
凪「ちょちょちょちょ!!!!!!!!!まっっっっっっって、、、え本気?」
琳「…聞くなよバカ///」
凪「冗談じゃぁない、、よな?」
琳「なに?そんなに信用ならないの?」
凪「は?違っ」
琳「えー悲しぃなー」
凪「違っ」
琳「じょーだんだってwww」
凪「…。次そーゆ冗談言ったらタダじゃ済まなくするから。」
琳「そーゆー急なイケメン発言やめろ/////」
✂︎ーーーーーーーーーーキリトリーーーーーーーーーー✂︎
ちょっと冗談混ぜて言って。恋愛成就。
皆さんもこんな恋。憧れてみませんか?
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!