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放課後
ソア
「……。」
教室でひとり、
ノートを見つめる。
“他の男の前で、あんな笑うな。”
あの言葉が、
頭から離れない。
セナ
「え、絶対もう両想いじゃん。」
ソア
「違うって。」
セナ
「じゃあテオがあんなこと言う理由なに?」
ソア
「……知らない。」
でも。
期待しそうになる自分がいる。
ガラッ
その時、
教室のドアが開いた。
ドユン
「まだいた。」
ソア
「ドユン先輩。」
ドユン
「迎え待ち?」
ソア
「まあそんな感じです。」
ドユンはソアの前の席に座る。
ドユン
「テオ、昔からあんな感じ?」
ソア
「え?」
ドユン
「独占欲強い。」
ソア
「……。」
顔が熱くなる。
ドユン
「気をつけなよ。」
ソア
「何をですか?」
ドユンは少し笑って、
窓の外を見た。
ドユン
「アイツ、本気になると危ないから。」
その時。
テオ
「何してる。」
低い声。
空気が一気に冷える。
ドユン
「別に。」
テオ
「帰れ。」
ドユン
「怖。」
ドユンは立ち上がると、
ソアに小さく手を振った。
ドユン
「またね。」
ソア
「はい。」
ドユンが去ったあと、
静かな空気が残る。
テオ
「……アイツと仲良くすんな。」
ソア
「なんで。」
テオ
「ダメだから。」
ソア
「理由になってない。」
すると。
テオ
「好きになられたら困る。」
ソア
「え…?」
テオ
「お前が。」
ドクン
息が止まりそうになる。
でも次の瞬間。
テオ
「……俺を。」
ソア
「……。」
テオは苦しそうに目を逸らした。
テオ
「好きになっちゃダメだから。」
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