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#作者干渉型コメディ
澪彩の引き出し【サブ垢】
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yozakura🌸
349
ゆきまる
MaruM
117
第二十九話「千の壁」
戦場。
ヴァルドは地面へ倒れていた。
「くっ……。」
「ここまでか。」
古流斬は静かに立っている。
周囲には倒れた幹部たち。
誰一人として立ち上がれない。
神城怜は息を呑んだ。
「これが……古流斬さん。」
その時。
空間が歪む。
黒い魔法陣が現れ、一人の男がゆっくりと姿を現した。
クロノだった。
「間に合ったか。」
古流斬は静かに視線を向ける。
「ようやく来たか。」
クロノは倒れているヴァルドを見る。
「よくやった。」
「後は私が引き継ぐ。」
ヴァルドは悔しそうに拳を握った。
「申し訳……ありません。」
クロノは首を横に振る。
「十分だ。」
そして前へ出る。
古流斬と向かい合う。
「古流斬君。」
「君の実力は知っている。」
「兵士程度なら。」
「三分もあれば全滅させるだろう。」
古流斬は笑う。
「三分もいらねぇ。」
「一分で十分だ。」
クロノは微笑む。
「だから。」
「兵隊たち。」
「来い。」
ドドドドド……
地響きが鳴る。
道の先から無数の兵士が現れる。
一人。
十人。
百人。
そして――
千人。
神城怜は目を見開く。
「1000人……。」
ユーマも息を呑む。
「多すぎる……。」
クロノは両手を広げる。
「相手をしよう。」
「1000人の兵士が。」
「君を止める。」
古流斬は兵士たちを見渡す。
表情は変わらない。
クロノは続ける。
「君なら倒せる。」
「だが。」
「私もいる。」
「そう簡単にはいかないだろう。」
古流斬は小さく笑った。
「……ちっ。」
「面倒なことしやがる。」
雷が身体を包み始める。
バチバチッ!!
神城怜は思わず後ずさる。
「あの魔力……。」
ユーマは笑った。
「父さん。」
「本気だ。」
古流斬はゆっくり刀を構える。
「クロノ。」
「兵士が何人いようが。」
「お前だけは。」
「絶対ぶっ飛ばす。」
クロノも静かに構えた。
「来い。」
「古流斬。」
千人の兵士。
そしてクロノ。
古流斬を止めるための総力戦が、幕を開けた。
⸻
第二十九話 完
コメント
1件
うわっ第29話めっちゃ熱かった…!!🔥 古流斬さん、幹部たちを全員倒してからのクロノ登場で一気に空気変わったね…!「千人の兵士+クロノ」って反則級の布陣すぎるんだけど、それでも「お前だけは絶対ぶっ飛ばす」って笑っちゃうとこ、かっこよすぎて叫んだわ😭💕 雷纏っての本気モード、次回どうなるかマジで気になる!!古流斬さんやっぱすごいよ…応援してる!!