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絶対辰哉
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#岩本照
絶対辰哉
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スーパーから帰る二人。
💜「思ったより買ったね」
両手いっぱいの買い物袋を見て辰哉が笑う。
💛「一週間分くらいあるな」
💜「照、料理できる?」
💛「一応」
💜「え」
💛「そんな驚く?」
💜「カップ麺しか作れない人だと思ってた」
💛「失礼だな」
照は少し笑いながら玄関の鍵を開けた。
────────
買ったものを冷蔵庫へしまう。
💛「肉こっち」
💜「飲み物は下?」
💛「うん」
二人で作業すると、思ったより早く終わる。
辰哉はリビングを見回した。
💜「なあ」
💛「ん?」
💜「このままだと絶対揉めるよね」
💛「俺も思ってた」
💜「ルール決めよ」
照は頷き、テーブルにメモ帳を置く。
💛「まず家事」
💜「料理は?」
💛「俺やる」
💜「助かる!」
💛「その代わり」
💛「洗い物は辰哉」
💜「……まあいいか」
照がメモを書き込む。
料理→照
洗い物→辰哉
💜「掃除は?」
💛「交代」
💜「洗濯も?」
💛「交代」
💜「ゴミ捨て」
💛「早起きできる方」
💜「それ照じゃん」
💛「じゃあ俺」
💜「助かる」
────────
順調に決まっていく中。
照がふと顔を上げた。
💛「あと一つ」
💜「なに?」
💛「勝手に部屋入らない」
💜「それは大事」
💛「ノックする」
💜「了解」
💛「あと」
💜「まだある?」
💛「プリン食べるなら一言」
💜「え?」
💛「俺、プリン好きだから」
辰哉は思わず吹き出した。
💜「ルールそれ?」
💛「大事」
💜「子どもじゃん」
💛「笑うな」
💜「じゃあ書いとこ」
辰哉はメモ帳の一番下へ大きく書く。
プリンは勝手に食べない。
二人は顔を見合わせる。
そしてまた笑ってしまった。
────────
夜。
時計は八時。
💛「じゃあ作るか」
💜「手伝うよ」
💛「皿出して」
💜「了解」
辰哉は食器棚を開ける。
💜「これ?」
💛「それ」
ぎこちないながらも息が合う。
二十分後。
テーブルには生姜焼きと味噌汁が並んでいた。
💜「え、普通にうまそう」
💛「普通ってなんだ」
💜「いただきます!」
一口食べた辰哉の動きが止まる。
💛「……まずい?」
💜「いや」
💜「めちゃくちゃ美味しい」
照は少し照れたように視線を逸らす。
💛「よかった」
💜「これ毎日食べられるの?」
💛「当番の日だけ」
💜「最高じゃん」
その一言に、照は少しだけ笑った。
“半年だけ”
そう思って始まった同居生活。
だけど、初めて二人で囲む食卓は、思っていたよりずっと居心地がよかった。
まだ恋なんて程遠い。
でも、お互いの中で少しだけ。
「この生活も悪くないかもしれない」
そんな気持ちが芽生え始めていた。
コメント
4件

ちょーぜつ楽しみ!!!!!

めっちゃ楽しそうな空気感💛💜 分担も良い感じ✨ よい方向に向かうとしか思えない😚
そうよ… 良いでしょこんな生活…フヘヘ