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古流斬
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チタコロ
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第二章 七つ大罪編
第二十五話「目覚める七つの罪」
強欲が倒された。
その知らせは、七つ大罪の拠点にも届いていた。
静まり返る玉座の間。
そこに立つのは、嫉妬だった。
「……強欲まで討たれた。」
普段は冷静な嫉妬も、わずかに表情を曇らせる。
「人間を甘く見すぎたか。」
⸻
新たな気配
その時。
玉座の間全体が大きく揺れた。
ゴゴゴゴ……。
最も高い位置にある巨大な玉座から、とてつもない威圧感が広がる。
嫉妬はゆっくりと振り返る。
「……目覚めたか。」
玉座に座る影が静かに目を開く。
七つ大罪の頂点。
傲慢。
その姿を見た嫉妬でさえ、一歩後ろへ下がる。
⸻
傲慢
傲慢は退屈そうに頬杖をつく。
「騒がしいと思えば……。」
「強欲が負けたのか。」
嫉妬は頭を下げる。
「申し訳ありません。」
傲慢は興味なさそうにため息をついた。
「別に構わない。」
「弱い者が消えただけだ。」
その一言だけで、空気が凍りつく。
⸻
暴食
別の玉座から、大きな笑い声が響く。
「腹減ったぁ!」
勢いよく立ち上がったのは暴食。
「人間を食べに行こうぜ!」
嫉妬は暴食を見る。
「なら、お前が行け。」
「防衛軍を壊してこい。」
暴食は大きく笑った。
「任せろ!」
⸻
残る罪
さらに玉座が次々と光り始める。
色欲。
「面白そうね。」
怠惰。
「めんどくさい……。」
そして最後の玉座。
強欲の席だけが静かに空席となっていた。
討たれた者の証だった。
⸻
傲慢の一言
嫉妬は傲慢へ尋ねる。
「あなたは出撃なさらないのですか。」
傲慢は目を閉じたまま答える。
「面倒だ。」
「お前たちで十分だろう。」
そして静かに笑う。
「本気を出すのは……世界が絶望してからでいい。」
その言葉に、嫉妬は安心したように息をついた。
⸻
防衛軍
その頃、防衛軍本部。
ネイトが新たな反応を確認する。
「反応が増えている!」
「一つじゃない……!」
ラントは画面を見つめ、表情を引き締める。
「七つ大罪が、一斉に動き始めたか。」
古流斬もゆっくり目を開く。
「次は……暴食。」
誰も知らなかった。
これから始まる戦いは、今まで以上に過酷なものになることを。
――第二十五話「目覚める七つの罪」 完
コメント
1件
おお、傲慢、ついに来たか…! 嫉妬が一歩下がるのがめっちゃ伝わってくる。暴食の「腹減ったぁ!」からの勢いもヤバいし、残り全員が動き出す不穏な空気が最高だったわ。強欲の空席、えぐい。次は暴食か…防衛軍、どう戦うんだろう。続き気になる🔥