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花吐き病

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花吐き病

1 - 花吐き病

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2023年06月03日

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「 片思い…」

「そーなの、俺しか、愛してない、」

「アイツは… は、俺の事、愛してない」

「アイツが愛してるのは、 だから」

「 … 」

「もう、やんなってきた、」

「なんで、こんなに、俺を沼らせるんだよ」

「っ…」



「え…?」

「 、 …?」

「はひ、ほへ…」

「お前…それっ…」

「はふへへ、へぇ、へぇっ!!ひはふ!!」


「 、お前…っ」

「はふへへほ、へぇ、はひほへ、ほはひ…へぇ!!」

「 !落ち着けって、この花に触れたら…っ」

「…おえっ、ごふっ、」

「 、これを治すには、 と両思いになって、百合の花を吐き出すしかないんだよ」

「…っ、はふはは…ほふひは…ごほっ、ごふっ」



「阿部!!佐久間が好きなのはお前だよ!!康二じゃない、お前なんだよ!」

「…へ、?」

「今から佐久間呼ぶから、落ち着かせとけ」

「おえっ、ごほっ、はぁ、はぁ…おえっ、ごふっ、おえっ」

「大丈夫か?落ち着け」



「阿部ちゃんっ!!」

「はふは…」

「阿部ちゃっ…、大丈夫?」

「は…はぁ…はぁ…はは…ひはひへ…」

「阿部ちゃんっ!!ずっと言えなくてごめん、俺…」

「阿部ちゃんが好きなんだよ」

「ずっと、大好きだった!」

「…はふは……」

「どんな阿部ちゃんでも、俺は愛してるから」


「俺も!」


「やった!」

「遅いよ佐久間!笑」

「えへへっ、ごめんね!」


この時、佐久間の口から、阿部が吐いた赤い花が出てきた。

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