翌朝、重い瞼をなんとか開けると、
「うわっ?!」
思わず僕は声を上げる。
なんたってそこには、見知らぬ少女がいたからだ。少女といっても、僕と同じ高校生くらいの年齢だ。
【、っ!、、、急に大きな声出さないでよ〜、ここ病室よ?】
と、彼女は少しムスッとした顔をして言った。
「え、いや、そっちこそなんでのぞいてるんだよ!普通に除き込まれたらびっくりするって!」
と、僕は少し反抗気味に言う。
【そ、、れはごめんだけど、、】
少ししゅんとしながら少女は言う。
(あークソ、なんでこうなるんだよ、、てか元々僕女子と会話とか苦手すぎるんだっつーの、、)
「あーもういいから!なんも怒ってない!とにかく!君はなんでここにいるの?ここの病室じゃないよね?」
と、僕が勢い気味に言う。すると彼女は
【それ言わなきゃダメー?】
と、言った。
「え、いや別に言わなきゃダメって訳じゃないけど、、」
【ならいーよね!言うのめんどくさいし!じゃあなんか喋ろうよ!なんかあんた面白そう】
と、彼女は強引気味に話題を持ちかけてきたので、僕は引き気味に話し相手になっていた。
あれから数時間後、
〈失礼しまーす、食事持ってきました〜〉
と、看護師さんが食事を持ってきた。
「あ、ありがとうございます!あと、この女の子ってどこから来たんですか?」
と、少女がいる方を指さす。
すると看護師さんは、
〈え?女の子?何言ってるんですか?指さす方向には何もいないですけど、、〉
「えっ?!」
僕はびっくりして少女がいた方を見ると、姿が無くなっていた。
〈、、??〉
看護師さんが不思議な顔をしている。
「あ、すみません、寝ぼけてたみたいで、、」
〈、、そうですか!全然大丈夫ですよ!では食べ終わったらナースコールを押してくださいね!〉
そう言う看護師さんの奥に見える開いたままの病室の扉には、あの少女が悪戯な笑みを浮かべていた。
「分かりました!」
と、僕が看護師さんに言う。
すると看護師さんはニコッと笑い、パタンと扉が閉まる。
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あれからご飯を食べ終わり、看護師さんに取りに来てもらい、やることもなかったので眠りについた。






