参加型

一行は洞窟の奥へと進んでいた。険しい道のりを越え、ようやく辿り着いたのは、広大な空間が広がる一室だった。その中心には、輝くアーティファクトが静かに置かれているのが見えた。

「これは…？」いさなが目を凝らして見つめる。

そのアーティファクトは、何か神秘的な力を感じさせるもので、まるで時を超えてきたような雰囲気を漂わせていた。いさなは近づき、その手に取る。

「何か…手紙が入ってる？」いさなが手にしたアーティファクトの中に、何かが隠されているのに気づいた。小さな封筒を取り出すと、中には古びた手紙が入っていた。

手紙を広げてみると、そこには英語で書かれたメッセージがあった。

The artifact you are holding is one of many. There are a total of 9 artifacts, in 3 colours, 3 sets of each. Collect all 9 and place them on top of the mountain, and you will be able to return to Tokyo☆

From the God

いさなは手紙を読んでから、ゆっくりとその意味を噛みしめた。「東京に帰れる…？」

「それって、もしかして…？」萌香が驚きの声をあげる。

「うん、どうやらこれがその手掛かりらしい。」いさなが冷静に答える。

手紙の内容に従い、アーティファクトを集めて山の頂上に置けば、東京に戻れるというメッセージが記されていた。その言葉が本当であれば、この異世界で過ごしている彼らの冒険にも、ついに終わりが見えてくるかもしれない。

一行はそれぞれ、今後の行動について思案を巡らせる。アーティファクトを集めるためには、まだ多くの試練が待っているだろう。しかし、この手紙が示す道を進めば、元の世界に帰る手掛かりが見つかると信じて、彼らは決意を新たに