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目の前には鋭い刃をもった男がたっていた。その後ろ姿を見たら心底安心した。心地が良かった。
「 … !! ッ 〜 、
大阪さ ッ …!! 」
涙が勝手に溢れ出るほど、安心したのだ。
「 お待たせしましたで!!!
日本はん!!! 」
あれ … この大阪さんって 、私の世界
どうして ? どうやって?
「 どうしてここへ 、?」
「 主人の区別が着くんは当たり前なことさかい!!
ま、、まぁ、、、初めの方は分からひんかったけどなぁ、?
それはすんまへん!!
でもその変わり 、 ここはお守りしますで!!」
「 大阪さん… 」
あんなに小さかった彼が 、ここまで成長している…、いつもそばにいてくださった彼が、
今も私のそばに居てくださっている、、
心底嬉しくて、お恥ずかしながら、
子供のように泣きじゃくってしまった。
「 会いたかったです 、 」
彼は私の方を振り向いて目線を合わせるように
しゃがみこんで、
「 俺もです 」
と 微笑んだ。 その顔はいつものふにゃりとした笑顔ではなく、
凛々しく男らしい笑みを浮かべていた。
「調子に乗らないでくれるかい?
そもそもここは君は入れないはずだよね??
ここは国しか入れないはずだ。どうやって入ったんだい? 」
「 … 忍法使っていったったわ 。笑」
これが大阪さんの悪ふざけじょーく、、
みなさんは衝撃をうけた顔をしている。ダメだ。本当に信じてしまった 。
「 ちょ 、笑 大阪さ 、笑 」
「 … www 」
「 とにかく出ていってくれるかい 、?」
明らかにも動揺してアメリカさんは大阪さんに命令した。
「 そうはいかれへんねん …
主人を返して貰えるなら帰ったるわ!」
「 … そうかい 。 忍術が出来ても僕たちに勝てないってことを知ってもらわないとね 。 」
「 … ぁ 、、 大阪さん下がって!!!」
「 かかってこいや!! 米国 !!」
「……Don’t get carried aw。 」
と激しい音が室内を鳴り響かせた。
「 あ゙ーーー 、くっそ 、」
「 … なんだよ大阪、お前結局追い出されたのかよ。 」
「 …黙れ腐れネズミ… 、」
「はぁ!?!?明らかにもお前が悪いだろ!!
このださ柄!!」
「 とにかくどないすんねん、
やっぱり国の人たち呼んできた方がええんとちゃう、?」
「あかん 。俺らの主人や。俺らの主人は俺らが助ける。
何があってもや。」
「…お前って変なところあるよな、
とにかく、計画をまたねろう。」
「 … せやな、 …… とにかく 、一旦帰ろか、
東京も手伝っ……腐れネズミも手伝ってくれへん?」
「なぜ言い替えたんだ 。
分かったよ、ダサ柄」
「お前さ、こっちはディ×ニーで戦っとるんやから、
お前はユ×バで戦えや、、」
「 … ハリー柄? ミニ柄? 」
「なんでそんなに柄つけてくんねん。」
「うるさいうるさい 。
とにかく 、 お前は柄 。 」
とにかく、こんなこともありながら帰宅することにした。
「 さてと … 日帝はん … アンタには悪いけど、
ちとしばらくそこで待っとってくださいな。」
彼はバタバタと打ち上げられた魚のように縄を程こうとしていた。
「 無駄やで。それは絶対に取られへん。 」
口に巻かれたテープが邪魔で何を言っているのか分からないが、 何か言ってる。
「 …はぁ、、そないに睨まんでください 、 」
「 なぁ、柄。」
「もうそれは柄やんけ、ユ×バでもあらへん、」
「 …… やっぱり 、 言った方がええんとちゃうか、?
俺らだけではできることは限られてくるやろ、、
それに … また … 広島さんと長崎さんも心配しとる、
国と戦うのは無謀やって 。」
「分かってんねん、ただある程度計画練らへんと、
他の国まで被害が行く 、、
それに … 主人の力になりたいっていうんは本音やし。」
「本音って言うのはわかってるさ、
お前の目を見たら誰だって。
でも俺らにできることは限られてる中で
主人を助け出すことは不可能だ。
相手が人間とかならまだしも、相手は国。
俺らが口出していい人たちじゃない。
俺らには武力も、戦力もない。
… なぁ 、大阪、お前の気持ちもわかる。
俺らからしたら親のような人を助けたい気持ち。お前だけじゃない 。
… お国様を頼ろう。な?
安全保障条約があるんだ。主人が大変なら、
米国様がいるだろう?」
東京がそういった途端に日帝はんが笑った。
「 何がおかしいんです ?」
東京は日帝はんの口に貼ってあったテープを剥がす。
「 んッ 、もう少し丁重に扱え馬鹿者。
それに、
相手は戦争しか頭がないイカれた奴らだ。
ここの奴らが勝てるわけが無い 。」
「… 何が言いたいんや ?」
「 無駄だということだ。」
「 国を頼れと?」
「 いや失礼。少々馬鹿げた話をしていると思い、笑
現実味がないと 。笑」
バカにしたように微笑んだ彼の頭を踏みつけ前髪を掴んだ。
「いい加減ほざくな。お前は俺らの主人ちゃうんやぞ。
あちらの俺らの主人かもしれへんが、
ふざけるのも大概にしろや我外道が。あ?」
「おい大阪、やりすぎだ、! 」
「 うっさいわ!!!!黙っとけ、腐れネズミ。
こいつが張本人。俺らの主人をさらったやつなんぞ。
酷く怯えとった。あの人が声を出して泣き喚くことなんてそうそうない。
もしも…もしもッ 、、」
「落ち着け、日本さんはあの頃とは違う!!
とにかく足をどかせ、!!じゃないとッ」
東京の言葉がその先が聞こえなくなった。
それどころか俺は日帝はんの下に転がされて、
日帝はんは短刀を俺の首元にかざした。
「 お遊びにも疲れる。
にしても…貴様らが私を見破れるとは思いもしなかったがな。」
コメント
3件
1コメ!!東京と大阪の会話面白いw