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伍.🍸 猫化
101
#病み系
桜
409
『おはよ~…』
いつもの如く、柔太朗は自分の部屋から出る。
「うっ…ひぐっ…泣なんで…なんで…泣」
真っ先に柔太朗から見えたのは、
爪の先が白色になるほど紙を握りしめている母親、何かと不敵な笑みを浮かべた父親が見えた。
『お、…お母さん…?』
「なんで…Ωなの…?泣」
『…え…?』
母から見せられた少し濡れていて、しわしわになった診断書を見せられる。
そこには、はっきりと太い字で
《Ω》
と書かれていた。
『…うそ…でしょ…? 』
柔太朗は、膝からがくっと崩れ落ちた。
手がぶるぶると震えてくる。
『…まじかよ…泣』
気づけば、頬が濡れていた。
「Ωだからって、悪いわけじゃねーだろw」
『…黙れよ、…クズ男…』
くすくすと喉を鳴らす父親に、柔太朗は怒りが込み上がる。
「ひっど~、…そんなんじゃ、嫌われるわ…w」
『…学校の事とか考えてくれねぇのかよ…』
「は?…考えるわけねぇだろw」
静かな部屋にたぷたぷと響くキーボード音。
最後に、支払いのような音がした。
「人間オークション出品~♡」
『は、…?おい゛ッ…!』
慌てて柔太朗は、父親からスマホを奪い取る。
でも、取った頃には『出品済み』と書いてあった。
『…まじでクズ男だな、…』
「ひっど~い…w」
バチンッ…!
部屋に、1つの平手打ちが響いた。
「…そんな夫なんだったら、こっちから願い下げだったよ!」
「はぁ?…口出ししてくんなよっ!」
『…まただ…』
嫌でも聞こえてくる罵声、暴力。
必ず、どちらかが倒れるまで終わらない。
「…はぁッ…ゲホッ…」
ポタポタ…
『お母さんッ…!』
母親の身体が斜めに傾く。
柔太朗が手を差し伸べたが、地面に大きな音と共に倒れ込んだ。
「あ〜ぁ、しんじゃった〜?」
身体がビクともしなくなった母親に問いかける。
「用無しは、置いてくからw…じゃ、行くぞ」
とても強い力で、柔太朗の手首を掴む。
『やめろッ!…汚い手で触んなッ!… 』
「まぁ、もういらない子だから、何言われてもいいや」
離そうとしても、かなりの強さ。
到底柔太朗の力は、父親には叶わなかった。
NEXT🌾1(AI含まない)
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コメント
5件
良すぎる… こういうシチュめっちゃ好きすぎて滅なんだけど!!✨🤍 続き楽しみ~✨✨✨

こういうのめっちゃ好きです✨️ 続き楽しみにしてます!!
うわ……第1話からめちゃくちゃ重い……読んでて胸がぎゅっとなったよ😢 柔太朗がΩって知った瞬間の絶望と、父親のクズっぷりが生々しすぎてリアルに怖かった。 「人間オークション出品」の台詞、軽すぎて逆にゾッとする……。 母親が倒れた後の父親の「しんじゃった?」の温度差もやばい。 この先、柔太朗がどうなっちゃうのか気になりすぎる……続きがすごく気になる🌙