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「、、あかり何やってるの…?」
少し困惑した顔をしているひまりに声をかけられた。
何をしてるのって…
「服選び」
ひまりは呆れたような少し大きな声で言い放った。
「…ここでやること!?病室だよ!」
うーん…そうなんだけど、せっかくならひまりに選んでほしかったから。
「選んで」
私は自分なりに成長した気がする。
私は前まで…あいづちしか出来なかった。
だけど今はして欲しいもの・どう思うか、ちゃんと言えてる気がする。
ひまりには感謝してもしきれないな…
ひまりは少し悩んだ顔で視線を歪ませた。
「あ!これとかどう?絶対似合うよ!!」
そう言ってひまりが選んだのは、
明るいオレンジ色のワンピースだった。
「…に、似合わないよ」
似合うはずがない…私に。こんな色のワンピース。
これは2年ほど前、お父さんが未来も着れるようにっとわざとサイズが大きいやつを私に選んでくれた。
『きっと似合う』と。
だけど私は一度も着なかった。
…なんでひまりもこのワンピースを選ぶんだろう。
ひまりはにっこりしながら言った。
「絶対似合うよ!あかりっぽい服だから!」
あかりか…
しょうがないな…
わかったと返して病室を出た。
明後日はいよいよ夏祭りだ。
少し怖いが、
なんだか、
いつもより
ほんの少し
気分がいいかも。