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十八禁、レイプ表現あり
年齢操作
何故か立花が可哀想
大変短い
それでも宜しければお進み下さい。
「やだぁっ! やめて、くださ……あっ! いだいっ、」
ああ、まさかこんな場面に出くわすだなんて。ずちゅずちゅと鳴る気色の悪い水音の下で幼子のように弱く抵抗しているのは、私の同室、潮江文次郎だった。普段着ている藤色の装束は、既に何かも分からない汁で穢れている。
「先輩っ、ゔ、あぁっ!!! せんぱっ、あぐ、ぅ……かはっ、や…い゙あッ?!」
ばちん、と強烈な音がする。文次郎の頬を思い切り叩いたようだ。先輩の声が響く。ああ、声からして会計委員長だったか。文次郎は気づいていなかったようだが、あの手の人種はいつかこんなことをするだろうと思っていた。まさか矛先が私ではなく文次郎に向くとは思っていなかったが。もう少し可愛げのある声を出せ、そんな内容の言葉を文次郎に投げつけた。発育が遅く、ようやっと声変わりを終え喜んでいた文次郎には酷な話だ。だがそうするしか無かったのだろう。こんな話、周りの人間に知られてしまえば一巻の終わりだ。声が少しづつ高くなって、女のような声を出すようになっていく文次郎を前に、私は襖の隙間を見ることを辞められなかった。