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びっくりした。まさか社長までついてくることがあるとは。
たしか、昨日までいたあの社長は社員にあまり評判が良くなかった。
言葉使いが荒いだの、社員のことを考えてないだの、良く考えたらすごい言われようだった。
まぁそんな評判が悪い社長がついてくることなんてないに決まっている。
でも、社長がついてくることは嬉しいと思ってしまう私は恐らく、本当に恋しているのだろう。
そんなことを考えながら私は仕事に励んだ。
そして待ちに待った午後が来た。
先程から緊張してそわそわしていることを宮舘さんに見抜かれてしまい笑われてしまったが、恋していると自覚をした人と一緒に行くのは緊張もしてしまうだろう。
そう思いながら私は、社長を待った。
深澤「ごめんね~お待たせしました!新社長の深澤です。お願いします。」
「社長秘書をしております。目黒蓮です。」
そう言って颯爽と現れたのは、社長と、秘書の方。秘書の方の背が高くて、綺麗な顔立ちにびっくりしていると、宮舘さんが声を掛け、出発することにした。
さっき宮舘さんになんで社長まで着いてくるのかを聞くと、新社長なのでご挨拶をするのは当たり前とのこと、
そんな初歩的なことが頭に浮かばなかった私は、それほど浮かれているのだろうか。
そう思いながら、駅までの道を歩いた。