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花が枯れるまで
第3話 🥀
𝑠𝑡𝑎𝑟𝑡
〜翌日〜
湊「ファ~」
○○「おはよ」
湊「うん!おはよぉ!」
湊「きょうねおかあさんとおかいものいくの!」
○○「そう、楽しんできてね」
湊「うん!○○は?いくの?」
○○「私は行かないよ」
湊「そっかぁ、」
お母さん「湊!早く用意しなさーい!」
湊「はーい!」
湊「おかあさん!できたよ!」
お母さん「確認するよ〜!」
ガチャ
お母さん「あら、お花がもう、枯れたわね」
湊「ほんとだ、かなしいね」
お母さん「そうね、また今度買いましょう」
湊「うん!」
お母さん「それじゃあ行くわよ〜!」
湊「ゴーゴー!」
湊「○○行ってきます!」
ガチャ
○○「行ってらっしゃい、さよなら」
もう、終わりなんだね
別れって本当に早いよね
もう少しだけここにいたい
お願い、、、、迎えに来ないで
??「どうだい楽しかったかい?」
○○「何でしょうか、店長」
店長「名前を付けてもらって大事にされて、いい思い出ばかりなようだね」
○○「分かってるならどっかに行ってよ」
店長「でもしょうがないだろう?これは君の運命なんだ」
店長「わたしも君に酷いことをしているのは知っているが、でもこれは」
○○「約束でしょう?分かってる」
店長「もう、慣れたようだね」
○○「当たり前、何回目だと思ってんの?」
店長「まぁ、軽く100回はいってんじゃないのかね?」
○○「100回か、、、、もうやめたい」
店長「ごめんけどそれは、無理だな」
○○「分かってるってば!」
○○「私がこういう運命だって事も!」
○○「店長は人形じゃないから分かんないの!」
○○「別れることがどんなに辛いことか」
○○「離れるのがどんなに悲しいことか」
○○「忘れられるのがどれだけ傷つくことか」
○○「店長が勝手に私をこういう運命に変えたんじゃん」
○○「戻してよ!人間のままでいたかった!」
店長「でも、もしかしたら君は人形にならなかったら今ここにいないんだよ?」
○○「それでもいい、人間の頃の時が1番楽しかった」
○○「寄り添ってくれる人がいた!」
店長「君はこの人生を望んでなかったのかい?」
○○「当たり前じゃない!」
店長「だったらもう使い物にならないね」
○○「え、」
○○「戻してくれるんじゃないの?」
店長「人形から人間は無理だな」
○○「店長?」
店長「どうする?ここでいなくなるか」
店長「それとも」
店長「店に戻るか」
○○「分かった、、私は戻る」
店長「それでいいんだよ」
店長「もう、変えられないんだから」
店長「君の人生はもう、ないものなんだから」
店長「結局は手遅れってことだよ」
○○「私はそれでも生きていきたい」
店長「まだ言うのかい?」
○○「私の人生が何?勝手に決めないで!」
店長「さぁ、帰ろう」
店長「この花と共に」
店長「君のいるべき場所へ、」
○○「、、、、、、、、えぇ、」
店長「君が望んだのだから」
私が望んだ?本当にこの店長おかしいんじゃないの?
店長「君は忘れてると思うのだが」
店長「楽に生きたいか聞いたら君ははいと応えたんだよ」
○○「でもそれは同意した事にならない」
店長「まぁ、結果は楽に生きれているだろう?」
、、、、、、、、、、、、、、この生き方が楽?本当にこの店長おかしいんじゃないの?
店長「まぁいい早く帰ろう」
○○「待って、置きたい花があるの」
○○「置いてもいい?」
店長「あぁ、別にいいよ」
店長「いいかい?」
○○「うん」
店長「それでは行くぞ」
さよなら
ありがとう
湊くん
この短編小説
花が枯れるまで
も、もうすぐで完結となります
早いですね!
そして!フォロワーさんが!
100人突破でーす!皆さんありがとうございます🙇♀️🙇♀️
これからもよろしくお願いします🙇♀️
それでは!ホナマタ~。・・。)ノ