もういいかぃ…未だだよ…

田崎柚葉

佐藤丈二

垣原さゆみ、

山口舞彩、同級生を引き連れ、お寺に駆け込んだ。

亡霊が漂い、

「私に引っ付いてよ」

和尚様が

お札をはり、

「来ましたか」

彼女の環奈がいます…

柚葉…ごめん…私じゃない…

え？…誰の仕業？…

お母さんの親の亡霊が私に魂を送り込んだのよ…ごめんね柚葉…

お祖父様？…

何十年前の話よ…かくれんぼするものよってらっしゃい…

「「「聞いた事あるよ！」」」

お祖父様が同級生を惨殺に殺したっていう

私の叔父様がその頃足を怪我したって言われたけど…

田崎祐司も殺人事件に巻き込まれて、佐藤君のお父さんの兄さんが足を切り落とされた事ある

亡くしたでしょ…

何故杏樹のお母さん、彼氏が巻き込まれて…

警察の子供だからと言ってた

和尚様…

私はその頃本村豊の病室だったなぁ…

病院に入ってきた頃、

蒼白顔をしてた

精神科医だよ…

私は躁鬱病にかかってた。

治りかけたからなのか。

先生が此処を出してあげるから、本村の顔を観るな…

今でも思い出す…

「眼が血管が浮き出てた。人間じゃなかった…」

4人部屋で

「隔離されてなかったの？」

部屋数が足りなかった…

マスク、白衣に手袋を掃いてた先生達、

一人の先生が殺された。

「どうして？…」

後頭部にナイフを突き刺し、脳ミソを口に入れてたその男が本村豊…

近寄るな！…

俺達殺されるのかって泣いてた。

あれなら…吸血鬼より、狼に近かった…

骨になるまで齧り殺された…

…

気持ち悪い…

吐きたい…

「さゆみ大丈夫よ…」

「でも過去なのに…なんで今頃出てくるのよ！…死にたくよ！！」

「「俺達もだよ！」」

浮き出た顔…

何今の…

女だったなぁ…

妹がいた。

飛び降り自殺したらしい

「舞彩？…」

クックックックッ…

縄らしい物が下がってきた。

惑わされるな！…亡霊が悪戯してきた！…

南無阿無陀物…

肩に何かいるよ…

ムカデの足が刺さった！

痛いー！！

シャー

キャアッ蛇が頭２つあるよー！！

もういいかぁい～笑っ

ケラケラ…キャハハハ！…

花子らしい人が出てきた！

和尚様…

彼女は見方だよ…

花子？…亡霊を払い落とせ！」

「私の獲物にして良いのか…」

好きにしろ…

コウモリに変化した！

吸血鬼になった！

わああ！」

黄泉の世界に入った