短編集 第1話

いわふか

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

深澤「っ…はぁっ、」

やばい。とてつもなく頭が痛い。脳みそがかち割れそうだ。

でも今日休む訳にはいかない。

せっかくのメンバー全員のロケなんだから。

深澤「薬飲めばなんとかなる、っしょ…」

とりあえず薬飲んで、もう一回寝ることにした。

ご飯もちゃんと食べた方がいいんだろうけどとても食べられそうにない。

深澤「アラーム、…あれっ、スマホ、」

やば。リビングに忘れてきた。

深澤「取りいかなきゃっ、…」

深澤「あっ、…やば、誰、…かっ、」

ﾌﾗｯ  ﾊﾞﾀｯ

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

岩本「あれ？ふっかぁ？」

向井「でぇへんなぁ。」

目黒「あれっ。鍵空いてる…」

岩本「…!!!!」

深澤『俺なんかあった時はたいてい鍵空いてるから。入ってきていいから。』

岩本「…ちょっとごめん!!みんな一旦バスん中で待っててくれる？」

向井「あ、あぁええよ？なんかあったら呼びや？」

岩本「うん、ごめんっ。」

ｶﾞﾁｬ

岩本「ふっ…ふっか!!聞こえる!?!?」

岩本「ふっか!!!!!!おいっ!!!!!

深澤「………んっ、…あれっ、」

岩本「ふっか!!!大丈夫か!?!?」

深澤「だいじょ…う”っ、」

岩本「頭痛い？薬飲んだ？」

深澤「うっ、うん、飲んだけど…」

岩本「…ふっか。今日のロケは2人で休も？

深澤「えっ…でもみんなに迷惑がっ、」

岩本「大丈夫。みんな優しいから。」

岩本「ってことで、みんなバスで待ってるから俺スタッフさんに言ってくるね。

深澤「うん、ごめんなさい、」

岩本「謝んなくていいの。」

岩本「よしっ。とりあえず言ってきたから。

」

岩本「朝ごはん食べた？」

深澤「ううん、食べてない、というか食べれない、」

岩本「熱計った？」

深澤「んーん、測ってない、」

岩本「じゃぁ体温計持ってくるね？」

深澤「うん、…」

パート2へ続く………