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とある人をBとしましょう。
Bは、クラスの女王の様な人間です。
今も昔も変わりはしません。
Bは凄く自己中心的な人間でいつも威張っていました。
だいたいの察しが着く通りそういった人間は必ずと言っていい程虐めをします。
Bは生涯数え切れない程の虐めをしてきたでしょう。
私も彼女に虐められていました。
靴や体操着が無くなっていたりトイレの水を掛けられたり…。
けれどB自ら手を下すことはしていません。
何故だか分かりますか。
Bはずる賢い人間です。
先生や先輩が来たら一緒に虐めていた人に注意をします。
「ねぇ!紗季ちゃん嫌がってるじゃん!辞めなよ!」
懐かしいですね。
よくよく考えれば何故それで騙せたのか、。
つくづく思いますけれど、大人は本当に馬鹿ですよね。
自分が見たものしか信じないんですから。
どこからその自信が湧き出てくるのか不思議で仕方が有りません。
お前のせいで何度体操着を買ったと思っているんだ!ってね?
一度教科書をビリビリに破かれたことがありました。
国語の教科書です。
元々私は忘れ物をしない人間です。
ミスなどもひとつもした事が有りません。
そんな私が教科書を忘れるはず無いのにその国語の教師は私を酷く叱りつけました。
経緯を説明します。
その日は初めての単元に入るということで先生が指定した生徒が文を読むというものです。
私が当てられました。
私は教科書を持たずに立ち上がったのです。
その瞬間低く冷たい声でその教師は私に問いました。
「教科書は?」
その一言で教室の空気が凍り付きました。
Bもその時だけは焦ったような表情をしていました。
その時私は笑いが込み上げて来そうで必死に我慢したのを覚えています。
「無くなりました。」
そういうとその教師は早口で怒鳴り始めました。
何を言っているのか聞き取れませんでしたが一箇所だけ聞くことが出来ました。
「貴方はいつも済ました表情でいるけれどあまり調子に乗らないで」
普通教師がそんなことを言ったら教育委員会行きですよ。
私は報告などしませんけど、少し将来が怪しくなりましたよ。
その後私に言ったのです。
「ほら指定したところから読みなさい」
人の話を聞いていたのかというレベルですよね。
普通の生徒ならここで戸惑ってしまうでしょう。
ですが私は違います。
その教師が指定したところをすらすらと読み上げてやりました。
本来違う先生ならば分かりませんといい大人しく叱られてやりましたけど教科書が無い経緯とその教師の態度にムカついてやり返してしまいました。
その事は深く反省をしています。
その教師の口と目を大きくした表情といったら、。
“あほずら”の使い道が分かった瞬間でしたね。