テラーノベル
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刻は遡り、世界が戦争を繰り返していた時代のこと。
第二次世界大戦が起ころうとしていた頃。
大日本帝国は頭を悩ませていた。
陸「どうしようもないな…」
海「天皇陛下のご命令だしな…」
空「うわぁ…嫌だ…」
__ハワイの真珠湾を攻撃しろ。
陸「宣戦布告しろと…?」
海「あそこも敵にまわしてどうしろと?」
空「なに考えてんだよぉ…」
あそこにすら宣戦布告したら、ほぼ世界中を敵にまわすことになるだろう。
今でさえ味方は少ないのだ。本当に天皇陛下は何を考えていらっしゃるのだろう。
陸「はぁ……」
頭痛がしてくる。本当に天皇陛下方の思惑がわからない。
陸「そうだ。パラオや、先輩方のところにも行かなければな…」
海「俺はもう明日にはハワイの真珠湾攻撃しなきゃだしなぁ…」
空「僕は…まだやること未定かなぁ…」
陸「そうなのか。」
陸「あ、先輩方とも会議しないと。」
陸「まぁ、でも私は明日天皇陛下と話か」
海「まぁ、今日ぐらい楽しく過ごさないか?」
空「いいね!!そーしよ!」
陸「あぁ。」
何気無いこの話さえも出来なくなると思うと胸が痛む。
____私は、何を失うだろう。
戦争は必ず何かを失う。
これまで、戦争してきた相手の絶望した顔、憎悪に満ちた顔、焦った顔、顔。顔。顔。
殺した数はもう数え切れないだろう。
…失う日までは遠くはない。
陸「ーーーw」
海「ーーーーーー!?」
空「ーーーwww」
海「ーーーーーー!!」
空「ーーーーー?」
陸「ーーーーー。」
空&海「ーーーーーーwwww」
だけれど、私はまだ願う。
_こんなしあわせな時間が続けばいいのに。
アメリカ「………日帝…なんで、なんで、そっちに行ったんだよ…!」
イギリス「あの人が決めたことです。口出しする権利はない。」
イギリス「ただ、もし宣戦布告されたら、潰すしか…ない。」
アメリカ「…ッ…」
イギリス「……」
あぁ、私は次こそは、ちゃんと父らしくいられているでしょうか…?
_______太平洋戦争勃発まで、あと一日
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