話は続いておりません。別の話として見てください。
出てくる人↓
青井らだお
ネル
ハンク
成瀬
MOB
青井らだお→?→ハンク
青井らだお←?←?????
長いから時間がある時に見た方がいいかも、
ヴァンパイア。
人の血を飲むことで空腹を満たす物。
鋭い牙を持った物。
アニメや漫画の中だけだと思っていたのに、
らだお「なんで俺がぁぁ!!」
らだお「まじ何これ!!どうなってんの!」
鏡を見ると鋭い牙を持った俺がいた。
ほんとになんでこうなってるか分からない。
とりあえず俺はヴァンパイアについて少し調べて見ることにした。
らだお「……大体はアニメや漫画と同じか、」
一つだけ気になったものがあった。
吸血衝動というものだ。
貧血になると吸血衝動が起きる。
吸血衝動とは、急に息が荒くなり血を吸いたくなる。
腹が満たされると落ち着く。
お腹が空いたり、血を見ると吸血衝動が起きる場合もある。
まぁそんな感じのことが書かれていた。
俺の体には異常がないため俺は普通に出勤することにした。
出勤してもバレることはなく昼まで時間は進んだ。
俺はご飯を買いに行くためコンビニ行くことにした。
ハンク「らだおくんッ!!」
らだお「あっ!ハンさん!」
コンビニでご飯を買い終わった頃、ハンさんと会った。
俺は久しぶりにハンさんに会い少し興奮気味になってしまい小走りでハンさんの方に向かう。
ズテッ
らだお「ッた〜、ってヘルメット壊れちゃった、」
だいぶ老朽化が進んでいたらしく転んだ衝撃だけでヘルメットが壊れてしまった。
らだお(ヘルメット新しいの買っとこ、)
ハンク「らだお君大丈夫?」
らだお「はい、大丈夫です、あ、」
俺はヘルメットが壊れて被っていないことを忘れ普通に喋ってしまった。
そのせいで俺の鋭い牙が見えてしまう。
ハンク「ッ!その歯!!もしかして、」
俺は急いでハンさんの口を止める。
らだお(ん?何この匂い、甘、)
急に甘い匂いが漂い俺は困惑するが気にせずに話した。
らだお「ちょっと声が大きいです!!」
ハンク「ごめんごめん笑」
周りには普通に通行人がいるため俺は声を控えるようにお願いした。
そして俺はヴァンパイアになったことを話す。
ハンク「らだおくんがヴァンパイアね、」
らだお「まぁ、今のところ何も異常はないです」
とは言うものハンさんに会った時から甘い匂いがぷんぷんする。
これもなにか関係あるのか。
ドクンッ
らだお「ッ、…」
ハンク「らだお君?」
らだお「ハァーッハァーッ、」
甘い匂いが強くなる。
美味しそうな匂い。
俺は呼吸が荒くなる。
そしてハンさんの肩をつかみ首元を噛んだ。
らだお「ガブッ」
ハンク「イッ、」
らだお「ジュージュル、」
ハンク「らだ、お///???///まっ、// 」
俺は謎の衝動に襲われハンさんの首元を噛む。
無意識だった。
これが吸血衝動というものなのか、調べていたことが本当だったなんて。
血を吸うことをやめようとしてもやめれない。
匂いだけじゃなく甘い味だった。
らだお(血ってこんなに美味しいの?!)
らだお「ジューツー」
ハンク「フーッ〜ッ///」
今まで感じたことの無い美味しさに俺は驚いた。
通行人は皆スマホを見たり急いで走っていたり音楽を聴いていたりして誰も俺たちのことを見ていなかった。
俺はまた血を吸う。
らだお(うまぁ♡)
俺の腹の中が満たされていく。
ガタッ
ハンさんが倒れそうになり俺は反射的に手を出す。
俺の口がハンさんの首元から離れる。
そして俺は気を取り戻した。
らだお「っとごめんなさい、大丈夫ですか?」
ハンク「ハァーッハァーッ///」
ハンさんの吐く息はあまりにも早くまるで全速力で走った後のようだった。
ハンク「い、いや大丈夫笑///こんな感じなんだね///」
ハンク「あはは笑、初めてだよ、ハァーッ///」
ハンさんは大丈夫と言ったがまだ息の速さは戻っていなかった。
ハンク(とりあえずバレないように包帯巻いとこ、)
ハンさんは俺が噛んだ首元の後を隠すためか包帯を巻き始めた。
ハンク「で、らだおくん、なんで急にこうなったの?」
ハンさんは元に戻っており普通に話していた。
俺は今までの経緯を話す。
らだお「急に心臓がドクンッってなって、吸血衝動だと思います。貧血だったかもしれませんが今はもう大丈夫です、」
ハンク「そう、でも急だね、」
ハンさんからしたら急なことだろう。
でも俺からしたら甘い匂いが最初っからしていたから急ではなかった。
それについても話すことにした。
ハンク「それは、何か恥ずかしいね笑//まぁ、らだお君気をつけてね?急に吸血しちゃダメだよ?」
それはその通りだ。
らだお「はい!」
ハンク「じゃまたね」
らだお「また、」
俺は元気よく返事をしハンさんとわかれた。
俺は血を飲んだせいか腹が満たされていた。
これもヴァンパイアの性質なのだろうか。
俺は帰っても暇なのでそのままパトロールをすることにした。
いやまさかこんなことになるなんて。
僕は突如ヴァンパイア化したらだおくんに吸血された。
ハンク(まぁ別にらだお君だったからいいけど、この後をどうやって隠すかなんだよなぁ)
僕はらだお君に吸血された後をどうやって隠すか悩んでいた。
なんだってこの後餡ブレラの会議があるから。
僕はとりあえず包帯を巻いて会議に出席することにした。
「ーーーー〜ーーー。」
「ーーー〜〜〜〜ーーーー?」
「ーーーーーーー、」
まぁ会議はそれなりに順調に進んでいった。
僕の包帯のこともバレることなく会議は終わった。
餡ブレラの皆が帰りだし僕もそろそろ帰ろうとしていた時だった。
ウェスカー「ハンク、その包帯はどうした?」
ハンク「ッ!」
ボスが急に包帯について聞いてきた。
僕はびっくりしてしまったが嘘をついて誤魔化すことにした。
ハンク「少し怪我をしてしまいまして〜」
ウェスカー「ほぉ、そうか、」
ハンク「あはははは笑」
僕は笑って誤魔化しすぐにアジトから出た。
多分ボスには何かあるとばれているだろう。
僕は逃げるために街の方へ向かった。
山の方のパトロールも終わり俺は街に向かった。
誰にもバレないよう牙を隠すためマスクを買い俺はパトロールをする。
街で車を走らせているとネル先とネル先の後輩?みたいな人にあった。
らだお「ネル先〜」
ネル「おー!らだお君」
mob「どうも、」
らだお「どうも〜」
らだお「ネル先もパトロールですか?」
ネル「うん後輩とねぇそういえばらだお君がマスクなんて珍しいね〜」
らだお「まぁヘルメットが壊れちゃって」
ネル「なるほどね」
俺たちはたわいもない話をした。
もちろんネル先の後輩も一緒に話をしたので少し仲良くなれた気がした。
俺はそろそろと思い帰ろうとする。
らだお「じゃそろそろ本署行きますね」
俺は車に乗る準備をする。
ネル「うーんじゃねー」
俺はネル先の返事に答えようとそちらを向く。
すると2人の後ろから怪しい人がやってきた。
そして急に走り出しナイフを取り出した。
らだお「危ないッ!!」
mob「ッ!!」
俺は2人から離れていて間に合わなかった。
狙われていたのは後輩だった。
ザシュ
ネル「ィ゛ッ!」
mob「ネル先輩っ!!」
後輩を庇ったネル先が切りつけられていた。
俺はすぐさま刃物を持った者に銃を突きつける。
らだお「動くなッ」
犯罪者「くそっ」
ネル先を切りつけた犯人は俺を見るとすぐにナイフを落とし手を挙げた。
俺は犯人に手錠をかける。
らだお「えっーと後輩さん、この人連れてってくんない?こっちは任せて」
mob「は、はい!ありがとうございます、」
犯人は後輩に任せ俺はネル先の処置をすることにした。
ネル「痛たたぁ笑」
らだお「ネル先大丈夫ですか?」
ネル先は腕に切り傷をおっていた。
腕から血がドクドクと流れ出していた。
そこから少し甘い匂いがした。
ネル「うん!大丈夫だよ〜病院行っとくよ笑」
らだお「はい」
らだお「あぁでも俺止血できますよ?道具持ってるんで」
ネル「じゃ〜お願いしよっかなぁ」
らだお「はい!」
俺は自分の手荷物の中にあった包帯を取り出す。
俺はネル先の切り傷を治すため近くで血を見た。
ドクンッ
らだお「ハァーッハァーッ」
俺は急に息が荒くなった。
まただ。
俺はまた血を飲みたくなった。
俺は血のことしか考えられなくなっていた。
らだお(血、美味しそう…じゃなくて止血しなきゃ、でも飲みたい、血、)
ネル「らだおくん…?」
らだお「ハァーッハァーッ」
ネル先に呼びかけられたが俺は無視をする。
血のことしか考えられない。
お腹がすいた。
俺はネル先の腕を掴む。
ネル「へ?ら、だおくん?」
らだお「ハァーッ」
俺が血を飲もうとした時。
ハンク「っと、ギリセーフか…」
ハンク「ら〜だおくん♡」
らだお「ハン、さん…?フゥーハァーッ」
突然ハンさんが現れた。
ハンさんは俺の肩を掴み俺を止めた。
ハンク「らだお君探してたんだよねぇ♡」
ハンク「ネル、怪我してるじゃん応急処置するよ」
ネル「え、ぁあ、ありがと」
ネル「らだおくんは大丈夫なの?」
らだお「ハァーッ、は、はい、大丈夫、です」
ネル「そう、」
ハンク「はい、できた!」
ネル「ありがと」
ハンク「じゃらだおくん連れてくね〜」
ネル「うん、早く返してね?」
ハンク「うん〜!!」
らだお「ぁあ、ちょっ、ハァーッハァーッ」
俺はハンさんに腕を引っ張られ連れてかれる。
俺の息はまだ荒かった。
お腹がすいた。
早く血を飲みたい。
それだけしか考えられなかった。
ハンク「ここまで来れば大丈夫か、」
らだお「ハァーッハァーッ」
ハンク「らだおくん?血、飲みたいの?」
ハンさんは俺に聞く。
らだお「はい、ちょっと、、」
ハンク「じゃいいよ、はい、」
らだお「ッ?!」
シュルルル
ハンさんは自分のネクタイを解きボタンをあけ包帯を取った。
そして俺に吸ってもいいよと言わんばかりに首元を見せてきた。
俺は欲望に負けハンさんの首元を噛む。
らだお「ハァッフ、ジュー」
ハンク「ッ、フゥーッ、///」
ほんとにハンさんの血は美味しい。
まぁハンさんの血しか飲んだことがないのであまり分からない。
俺は血を飲み続ける。
ハンク「フッー///〜ッ//」
するとさっきまでの衝動が少し抑えられてきたことを感じた。
そろそろと思い俺が離れようとした瞬間。
成瀬「え、らだお?」
らだお「ッ!!」
成瀬に俺が血を飲んでいるところを見られてしまった。
俺はびっくりして反射的にハンさんから離れる。
ハンク「ハァーッハァーッ、///」
ドサッ
ハンさんは俺が血を飲んだ反動か座り込んでしまった。
成瀬「どういう状況?、おじゃまだった?」
らだお「いや、違くて、」
俺はこれ以上隠すことも出来ないだろうと思いこれまでのことを全部話した。
その間ハンさんはゆっくりと息を吐いたり吸ったりしていつもの感じを取り戻していた。
成瀬「なるほど、そういうことだったんだ」
するとハンさんの携帯が鳴った。
ハンク「あ、僕ちょっと行かなきゃ行けないからじゃあね!」
らだお「犯罪ですか〜?」
成瀬「ちなどこでやる?」
ハンク「犯罪じゃないよ〜犯罪でもおしえませーん」
らだお「笑笑」
成瀬「じゃあなぁ」
まぁそんな話をした後俺と成瀬は本署に戻った。
本署に戻ると誰もいなく俺と成瀬だけだった。
俺たちは事務仕事をする。
少し外の空気を吸い休憩しようと立ち上がった時だった。
ドクンッ
俺はその場にあった壁によりかかった。
らだお(やばい、吸血衝動が、)
また吸血衝動がおきた。
急激に血が欲しくなる。
成瀬「らだお?!大丈夫?」
成瀬が俺に近づき言ってくる。
甘い匂いが漂う。
らだお「…しい、欲しい…血、飲みたい、」
成瀬「ッ?!、ハンクは…いないか、」
成瀬「…俺の血、飲めよ」
少し考えた後そう言ってきた。
成瀬は俺に首元を見せる。
甘い匂い。
俺が血を飲んだらどうなるか知っている。
もし俺が血を飲みすぎたらどうなるかもわかっている。
そのはずなのに。
らだお「…でも、ッハァーッハァーッ」
成瀬「らだおならいいよ、」
成瀬は目をつぶりながら言う。
俺は耐えられなくなった。
らだお「ッ!!」
らだお「ごめんッ」
ドンッ
らだお「ガブッ」
成瀬「ィ゛ッ…」
らだお「ジュー、」
成瀬「フッ、〜ッ、///」
俺は壁に成瀬を押さえつけ 血を吸い続ける。
美味しい。
やっぱりそう感じてしまう。
血を吸っている時は罪悪感なんて感じなかった。
ドサッズル
成瀬は壁にかかりズルズルと寄りかかったまま座り込む。
俺はそれでも血を吸い続けた。
血のこと以外何も考えていなかったから。
らだお「ジュージュル、チュー」
成瀬「ハァーッ///」
らだお「チューッ」
成瀬「ら、だお///ちょッ、///吸い、すぎ///」
らだお「ッ!!」
成瀬にそう言われて俺は気づく。
らだお「ご、ごめんッ!吸いすぎた、」
完全に血を吸うことに夢中になっていた。
成瀬「ハァーッハァーッ」
成瀬「こっちが貧血なるわ///」
成瀬「とりあえずハンク呼ぶから///」
らだお「う、うんありがと、」
成瀬「そこ座っとき//ハァーッハァーッ//」
らだお「うん」
成瀬は息を切らしながらハンさんを呼びに行った。
俺は成瀬のおかげでさっきまでの衝動は収まった。
そして血のことを考える。
らだお(成瀬の血、美味しいけど、やっぱり)
ガチャ
ハンク「らだおくん♡大丈夫??」
成瀬が呼びに行ってくれたハンさんが本署に来た。
らだお「あ、ハンさん!俺は大丈夫です、成瀬が、」
俺は成瀬のことを伝える。
ハンク「成瀬?あ〜笑、顔真っ赤にして俺のとこ来たけど何かあったの?成瀬はパトロールするとか言ってどっかいったけど笑」
らだお「そうですか、俺が成瀬の血、飲んじゃったから、」
ハンク「ッ?!成瀬の血飲んだの?!」
ハンさんは俺の発言にびっくりしていた。
らだお「まぁ、はい、吸血衝動が出てしまってハンさんいなかったから仕方なく…」
ハンク「へ〜そう、俺以外の血を、ねぇ、」
らだお「ハンさん?」
ハンさんの声はいつもより低く少し怖かった。
ハンさんは無言で包帯を解く。
そして俺に首元を見せてくる。
ハンク「俺の血、飲んでよ」
らだお「ッ!!」
らだお「え?!なんで、」
ハンク「ほら、飲みなよ」
らだお「はぁっちょっ!」
シュッ
ハンさんはナイフを持ち物を自分の首元を少し切った。
そこから血が流れ出す。
俺はそこに釘付けになる。
ハンク「ッ、ほら、早く?」
ドクンッ
らだお「ハァーッハァーッ」
らだお(血、美味しそう、…)
さっきまでいっぱいだった腹の中が空になったみたいに俺は血を吸いたくなった。
吸血衝動。
まただ、血が欲しい。
ハンさんの切り傷からドクドクと血が流れ出す。
俺は耐えられなくなりハンさんの首元に飛びかかる。
らだお「ジュージュル、ペロ、チュー」
ハンク「〜〜ッ///ハァーッハァーッ//」
らだお(美味しい♡もっともっともっと欲しい)
俺は欲望に駆られる。
らだお「ジューッチュー、ジュルッシュー、」
ハンク「〜ッ、///ハァーッ、ハァー、ッ///」
本署には2人きり。
俺が血を吸う音と、ハンさんの息が静かな本署の中に響く。
俺はただただ血を吸った。
ガチャ
成瀬「ただいまぁ」
成瀬「は、ちょっお前俺の血吸ったばっかだよな、おい!らだお!!」
らだお「ジューチュー」
成瀬の声なんて聞こえていなかった。
ハンさんの血があまりにも美味しかった。
ハンク「ハァーッ、///フッー///ら、だおく、ん///」
成瀬「ちょやばいじゃんッらだお!!しっかりしろッ!」
らだお「…ッ!!プハッ、お、俺、????」
成瀬に肩を叩かれ俺は正気を戻す。
成瀬「ハンク!!大丈夫かよ、」
ハンク「ハァーッハァーッ///」
ハンさんは今までとは違いとても息が荒かった。
らだお「ハンさん、ごめんなさい、俺ッ」
ハンク「いや、らだおくんのせいじゃないよ、///ハァーッハァーッ、//元はと言えば僕がやった事だし、///ハァーッハァーッ、」
ハンさんは息を切らしながらそう言った。
成瀬「まぁ詳しい話はいいや、とりあえずハンク足ないから俺が運ぶよ」
らだお「ありがと成瀬」
成瀬「らだおは安静にしとけよ?」
らだお「うん」
成瀬はそう言ってハンさんを連れ出し本署から出ていった。
成瀬はすぐに帰ってきた。
そして何故か俺をみてニヤニヤしていた。
もう吸血衝動は無くなっていた。
あれだけ血を吸っていればそうだろう。
俺たちはいつもの様に仕事をした。
俺は車にハンクを乗せアジトに送っていた。
着く間に俺は何があったのかハンクに聞いた。
内容を聞いた感じまぁなんというか俺的には面白かった。
成瀬「ハンクも俺に嫉妬してないで大人しくしとけばよかったのに、笑」
ハンク「嫉妬してないから!もししてたとしても僕以外の血吸うとか考えらんないんだもん!」
成瀬(めっちゃ嫉妬してるやないかい笑)
新しい一面を見れてよかったと俺は思う。
まぁハンクがらだおのこと好きなのは知っていたことだ。
もしかしたら、らだおはハンクのことが…なんてそんなことはないだろう。
俺の勝手の思想だけどな。
成瀬「ま、安静にしとけよ」
ハンク「うん、ありがと、」
車の中に俺とハンクの声だけがなった。
次の日、俺は元に戻っていた。
あの甘い匂いも感覚も味も夢だったかのように覚えていない。
成瀬やハンさんは元に戻った俺を見て安心していた。
1番美味しい血がハンさんだったのは何故か分からない。
最初に吸ったからだろうか。
俺は今日も仕事をする。
この平和な街で。
追加情報
・1番血が美味しく感じる者は吸血する側が相手のことが好き、もしくは吸血されてる側が相手のことが好きである。
・この好きは恋愛感情か、それとも違う感情の好きなのかそれはまだ不明である。
end
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