テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
34
31
フィオレ
75
花凜
40,158
君に出会ったのは小学生の頃。
少し浮いていた僕に笑いかけてくれた君。
一目ぼれだった。僕には君しかいないんだ。君もそうだろう? きっとそうなはず。
君に釣り合うように努力した。
髪も、仕草も、話し方も、性格も。
全部、全部、君のため。
僕だけが幸せに出来るの。
分かってよ。
それでも君は他の男の方に行くんだね。
でも長くは続かない。
なぜかって?
僕がすべて悪い方向に持っていってるんだよ。
チャラい男に女を紹介したのも僕。
男を仕事人間にしたのも僕。
欲しいモノは全て自分のモノにしたいの。
やっと、僕の方に来てくれた。
長かった。けど、まだ手を出さない。
奥手のフリをするの。そのほうが飽きないでしょ?
まずは興味を持ってもらう。
やっぱり。君から来てくれた。
後は少し押すだけ。
簡単に、君が堕ちてくれた。
1人、君の写真に囲まれたスマホの灯りしかついていない暗い部屋で、自分でも気持ち悪いと思う笑みを浮かべる。
僕から夜景が綺麗なレストランに誘い、プロポーズをした。
すごく可愛い約束をしてと言われて
もちろん。そんな簡単なこと守るに決まってる。
君も一番に護るよ。
生涯。君しか愛さない。君しか愛せない。
僕だけが君を幸せにできるんだ。
逃がさないよ。僕の可愛い人。
君がこんな僕にしたんだよ。責任取ってよ?君が悪いんだよ。
君は天使のような笑顔で涙を浮かべながら、
「似たもの同士は惹かれ合うって言うわよね」
と言った。
まだ、君は狂ってないよ。僕が保証する。
レストランの夜景に見守られながら僕らは狂ったアイを誓った。
永遠に、ずぅっと。
逃さない。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!