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ベッドに滑り込んできた廉は、彼女を抱き寄せ、触れるだけの軽いキスを落とす。
「廉…………さ……ん……」
蕩けてしまいそうな彼の声と、整った顔立ちの奥に宿る淫欲の残り火に、彼女の鼓動が大きく弾んだ。
「もっと……もっと…………優子を…………愛させて……くれ……」
廉が身体を起こし、両手を突いて優子を取り囲みながら、優艶な眼差しを落としていく。
「……蓮さん…………わ……たし……を…………愛して……愛し……て…………」
自分の気持ちのやり場が、不適切だというのは、優子も分かっている。
それでも……。
「あ……い…………し……てっ……!」
瞳を潤ませながら、彼女は縋るように、指先で廉の頬を遠慮がちに触れる。
「…………ゆ……優子っ!」
彼は箍が外れたのか、優子を手早く組み敷き、唇を荒々しく奪った。
息を弾ませながら、彼女の身体中に舌を蠢かせる廉。
彼の愛撫に溺れながら、快楽に表情を歪ませて艶声を上げる優子。
密室での情事に交わされる息遣いと喘ぎ声は、二人だけにしか分からない、秘密の会話。
歪曲の愛でも欲しいと願う優子に、諦めていた愛を惜しみなく注ぎ続ける廉は、眩い裸体を、丹念に、時には執拗に愛でていく。
「んあぁっ……あんっ……………んうぅっ……っ…………ああぁっ」
「…………何度でも……優子を…………愛してやる……。愛して……やるよ……っ……」
彼女の耳朶が、吐息混じりの声音に撫でられる。
鋭利な刃物のような肉槍に、しとどに濡れる膣内を激しく穿たれ、優子は悦楽に身体を震わせた。
「れっ…………廉……さぁああぁっ──」
「っ……くっ…………ゆっ……優…………くぉっ──」
何度抱き合っても満たされない二人は、さらに情交を重ねていった。
ヘッドレストには、廉が持参した避妊具のパッケージが、破れた状態で散らばっている。
なおも湧き上がり続ける二人の愛欲は、止まる事を知らない。
廉と優子は時間を忘れて、互いの身体を、ただひたすら貪り合った。