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私と夕海はお手洗いに席を立った。
メイクもなおしたいしね。
夕「ねぇ、はるちゃん、今の話…」
は「私らだけの秘密にしよう」
夕「そうだね」
暗い雰囲気のまま、黙ってメイクなおしを始める。
かちゃかちゃ、と化粧品の音だけが響く。
宿泊学習だけじゃなくてこれからの学校生活をどうするかも考えなければいけない。
双子の言う復讐はなんなのか。まさか殺したりしないよね。
とりあえず、入学したばかりだし表面上は何も起こさないと踏んで宿泊学習は何も知らないふりをして過ごそうと決めた。
夕海もそうだね、それがいいかも。と同意してくれた。
・・・・・・・
お手洗いに2人が立ったあとの席では。
蒼「問題はこの話を聞いたはるちゃんと夕海ちゃんがこれからどうするかだ」
雪「そんなん何があっても俺らが守るだけや、蒼」
蒼「…そうだな。今度こそ絶対に」
双子の青い瞳には、強い意志が宿っていた。