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離してください!家に帰してー
車に乗せられた私は
落ち着かせろ!
オレンジジュースを呑みなって、
喉も渇いてた私は缶のジュースを飲みほした。
寝てしまってた。
社長…
この時強面のお兄さん達が不思議に優しかった…
眠気があり寝てしまってた
天井を見上げてた中邑杏子が眼を覚ました
わあっここどこなの!
ドアが開き、
目覚めましたか…
女の人がお腹空いたでしょって
ハンバーガーとミルクを持ってきた。
優しそうな女の人が
「ねぇ浩一さん起きたわよ」
煙草加えて「幸子ありがとう」
私は部屋の隅にいて…
「帰してください…私はまだ学生です」
「何年生だ?」
「中学三年生…」
「母が入院してるから…」
中邑豊は?
「出ていきました私と母を残して…」
…エッエッエ…
「泣くなすまないが病院は分かるか?診断はどうなった?…」
「おじさんに教えてどうなるですか!」
幸子この子を頼むよ…
「はい…」
ー香取いるか?…小さな町だ病院を調べろー
『はい社長了解です』
「父はどうしてお金を借りたのか…いくらあります?…」
「杏子ちゃん…お父さんお金借りてないわよ」
「え?…」
「じゃなんで出ていったのか…」
出稼ぎに出たのよお母さんの病院代を払うのに…幼子とお母さんを置いて。
「でも母が肝硬変で後命が半年持つわからないって先生が…」
「黒電話を持ち、浩一に言ってよ雅代さんが肝硬変だったっていう事、村岡良い聞いてるの?…」
この人達は何者…
グゥ…
ハンバーガーをかぶりついた杏子が
ケホッ、
見たら食べてた。
「女の子だからお風呂に入りたいでしょ」
うん…
汗かいてた杏子のおでこの髪をかき分けてた…
「ごちそうさまでした!」
ベッドにいた杏子が
窓の外を見たら。
あれ…函館だった。
姉ちゃんが居るはずだよ…
日が落ちた。
夕暮れになってた初夏、海辺が見えた…
コンコン「入るわよ。杏子ちゃんお風呂に先に入りなさい」
着替えも持ってきてた。
この人私の為に…
頬が腫れてた。
「ありがとうございます…」
階下に降りて行ったら男の人、数人いた。
「あなた達この子がお風呂に入るからあっちに行っててよ」
…ヘェ
居なくなった。
「一人で入れます?」
ガラス越しに見たら背中に傷があった…
何…虐待されてたの…
痩せた後ろ姿…
有名な医師を探してた。
お風呂上がりに着替えた。
自分の服を持ち、袋があったのに入れた。
キョロキョロしながら、
外で煙草を吸ってたお兄さん達がいた。
ドアを閉めた。
あねさん?…
「あら裕さんどうしたの?」
「娘まだ風呂か?…長過ぎないか…」
事務所の方に行った。
あの娘来なかった?毛利さん…
きてませんよ…
そう犬を出した。
バックを持ち私の財布がなかった…
やだよ!お金10万以上入ってたのに…
姉ちゃん椅子の下に何かあるわよ。
敦子…ごめん開けたら入ってた。
卓也~杏子ちゃんを探してよ!
ハァハァ…ごめんなさい…お姉さん…
車通りの向こうに交番があった
信号機を見つけた…
駆け出してた私
後わずかで交番に着く手前で
車が飛び出してきた。
はね飛ばされた!
あ?…
兄ちゃん…
轢いたな…
起き上がった時、
お巡りさん…助けて…
倒れた…あの娘…
ちょっと…あの娘起きないわよ!
自転車で戻った警官が
なんだ?…
ん?…向こうに停まってる車が
動いた!
「停まれ!」
2台の車が逃げた!
こちら海岸線の交番ですが
函-49440910同じく函ー19184659の車を調べてください本間と申します!
子供を病院に運ばれた。