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#リゼロ
すず
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第61話『昨日の敵は今日の友』
龍哭谷。
黒龍軍本陣。
蒼厳のもとへ届いた新たな報告。
「西方より大軍接近!」
「所属不明!!」
黄雷が笑う。
「また援軍か?」
黒牙も肩をすくめる。
「今度は誰だ。」
蒼厳は黙って地平線を見る。
やがて。
無数の旗が見え始めた。
一つではない。
二つでもない。
複数の国の旗。
そして最初に姿を現したのは。
秦国。
先頭に立つ老将。
蒙驁。
その後ろには数万の秦軍。
続いて。
燕国軍。
巨大な戦斧を持つ男。
オルド。
山民族を率いた豪将。
さらに。
魏国軍。
若き天才軍師。
呉鳳明。
巨大な攻城兵器部隊まで引き連れていた。
そして。
最後に現れたのは。
楚国軍。
かつて合従軍を率いた男。
春申君。
黒龍軍全体がざわつく。
秦。
燕。
魏。
楚。
本来なら同じ戦場に並ぶことなどあり得ない国々。
しかし。
今。
同じ方向を向いていた。
龍哭谷。
虹国本陣でも大騒ぎになっていた。
じゃぱぱが目を丸くする。
「いやいやいや。」
「増えすぎやろ。」
シヴァも苦笑する。
「中華連合軍みたいになってる。」
なおきりも言葉を失う。
そこへ。
光金王から新たな書状が届く。
『黒龍国は中華全体の脅威になる。』
『それを各国へ説明した。』
『信じるかは賭けだった。』
『だが皆、動いてくれた。』
じゃぱぱが笑う。
「王様、やるやん。」
その頃。
西方連合軍本陣。
蒙驁が豪快に笑う。
「面白いのう!」
「まさか趙以外の国と並んで戦う日が来るとは!」
オルドも笑う。
「敵が強いほど燃える!」
呉鳳明は冷静に地図を見ていた。
「感情論は不要です。」
「勝算はあります。」
春申君は扇を閉じる。
「合従軍では敵だった。」
「だが今回は違う。」
そして前方を見る。
蒼厳軍。
黄雷軍。
黒牙軍。
黒龍国最強軍団。
春申君は静かに言った。
「昨日の敵は今日の友。」
「まずは黒龍国を止める。」
その言葉に各国の将たちが頷く。
一方。
黒龍軍本陣。
報告を聞いた黄雷は楽しそうに笑っていた。
「最高じゃねぇか。」
「全員まとめて来い。」
黒牙も斧を担ぐ。
「久々に本気を出せそうだ。」
だが。
蒼厳だけは静かだった。
彼は連合軍の陣容を見つめる。
王翦。
桓騎。
蒙驁。
呉鳳明。
春申君。
オルド。
李牧。
そして虹桃軍団。
中華屈指の将たちが集結している。
蒼厳は初めて小さく笑った。
「なるほど。」
「これが虹国か。」
そして。
静かに剣へ手を添える。
「ならば。」
「私も全力で応えよう。」
ついに。
中華連合軍対黒龍国。
史上最大規模の決戦が始まろうとしていた…。
コメント
1件
おおっ、ついにキター!😆まさかの中華連合軍VS黒龍国って構図、熱すぎるだろ!今まで敵同士だった蒙驁、オルド、呉鳳明、春申君が同じ陣営って胸熱すぎる…。そして「昨日の敵は今日の友」っていうタイトル回収、痺れたわ!虹国がここまで大国をまとめ上げたのも納得の展開だし、蒼厳が「全力で応えよう」って笑ったのがカッコよすぎてニヤけた🔥次回が待ちきれねぇ!