「ええっと……これはどういう状況だ?」
ぱちぱち、と目を瞬かせて問うと、腕を強く引かれて、崩れ落ちるように椅子に座り込んだ。
「痛って!」
ガタガタと大きな音を立て、足を打ちつけながらテーブルに着く。
「おっそい、総一朗! 待ったよ!」
「いや待ってたの知らな――」
「ほら飲もっ」
「だから聞けって」
お前はいつもいつも。
俺の腕に瑞希の腕が絡んだまま、彼女は自分の猪口に向けて徳利を傾けた。
その手が震えていて危なっかしい。
反射で手伝おうとしたが、その手を叩かれた。
「いいから、あんたはこっち」
言って、押し出された皿には、枝豆の殻がてんこ盛りになっていた。
「……新手の嫌がらせか?」
これをどうしろと。
「村尾君、はい、これどうぞ」
彼女の向かいに座る|水戸《み**********
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