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番外編「サッカーしようぜ」
休日十五日目。
古流斬は公園でのんびりアイスを食べていた。
「あと十五日。」
「まだ半分休める。」
「最高。」
その時、通信機が鳴る。
「古流斬!」
閻魔だった。
「サッカーしようぜ!」
古流斬は少し考える。
「……。」
「いや。」
「釣ろうとしてるな。」
閻魔は慌てる。
「ち、違う!」
「本当にサッカーじゃ!」
古流斬は疑いの目を向ける。
「怪しい。」
「てか、あと十五日待てばいいじゃん。」
「何でそんなに急ぐんだよ。」
閻魔は頭をかく。
「……待てん。」
古流斬はため息をつく。
「正直だな。」
「でも怪しい。」
「絶対裏がある。」
閻魔は必死に首を振る。
「今回は本当じゃ!」
「サッカーするだけ!」
古流斬は少し考えたあと、小さく笑った。
「じゃあ確認。」
「書類持ってないよな?」
「もちろん!」
「ボールしか持ってない!」
古流斬は地獄へ向かった。
グラウンドに着く。
閻魔は笑顔でサッカーボールを蹴っていた。
「ほれ!」
「始めよう!」
古流斬は安心しかける。
「……本当にサッカーか。」
しかし。
ボールをよく見ると、白い紙が何枚も貼り付けられていた。
古流斬は無言でボールを持ち上げる。
「……。」
「これ。」
「書類じゃねぇか。」
閻魔の動きが止まる。
「ぎくっ。」
古流斬は呆れ顔になる。
「やっぱり。」
「サッカーって言いながら、書類をボール代わりにして俺に処理させる気だったろ。」
閻魔は冷や汗を流しながら目をそらす。
「……ちょっとだけ。」
「思った。」
古流斬はボールを閻魔へ投げ返した。
「却下。」
「俺、休暇中。」
傲慢が後ろで腕を組みながら笑う。
「閻魔。」
「お前は本当に懲りんな。」
鬼たちも苦笑した。
「その作戦、最初から無理ですよ。」
閻魔は肩を落とす。
「うぅ……。」
古流斬は笑いながらグラウンドを後にした。
「十五日後なら手伝ってやる。」
「それまでは、ちゃんと休ませろ。」
閻魔は遠ざかる背中を見送りながら、小さく呟く。
「あと十五日……。」
「長いのぉ……。」
#バイオハザード
SOMAMON7A
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しらなみ
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#鬱展開
Mist-404
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コメント
1件
良き〜!!🤣✨ 第163話、番外編とはいえ古流斬くんの休暇への執念と閻魔さまの執念のぶつかり合いがもう面白すぎるw 「書類をボールに貼ってサッカーやろうぜ」って、その発想はなかったわ…!笑 古流斬くんの「却下」「俺、休暇中」の切り返しがキレッキレでかっこよかったよ😭👏 あと15日、ちゃんと休ませてあげて〜!!