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コメント
4件
ちょうどいいきょりってさぁ…いいよな☆(((((しね
これ本当に完結した?
昼休みの教室。
いつもより、少しだけ騒がしい。
「おーい、おんりー!」
ドアのところから、明るい声。
振り向くと――
ドズル達がいた。
別のクラスのはずなのに、
今日は全員そろってる。
「なんで全員いんの……」
おんりーが、半分あきれた声を出す。
「いや〜、用事あってさ!」
「ついでに顔見に来た」
「元気そうじゃん」
口々に話しながら、
自然におんりーの周りに集まる。
おらふくんは、
少しだけ後ろに下がる。
(……にぎやかだ)
でも、
嫌な感じじゃない。
「……あ、この子か」
ドズルが、おらふくんを見る。
「おんりーが、よく話してる」
「……え」
おらふくんが驚くと、
おんりーが、少しだけ視線をそらす。
「……話してた?」
「してたしてた」
「名前、めっちゃ出てた」
「無意識でな」
一斉に言われて、
おんりーが、珍しく黙る。
「こんにちは……」
おらふくんが、少し小さめに言う。
「お、礼儀正しい」
「いい子じゃん」
「守りたい系?」
その一言で、
空気が、少しだけ変わる。
ドズルが、首をかしげて言う。
「……なあ」
「二人ってさ」
一拍。
「付き合ってるの?」
静かだけど、
はっきりした質問。
おらふくんは、固まる。
心臓が、少し早くなる。
(……言ってない)
(……まだ、言ってない)
視線が、
自然とおんりーに向く。
おんりーは、すぐには答えなかった。
一瞬だけ、
考える時間。
それから。
「……違う」
即否定でもない。
でも、嘘でもない。
「……でも」
続ける。
「……大事な人」
その言葉で、
全員が一瞬、黙る。
「……なるほどね」
ドズルが、にやっと笑う。
「今は、それでいいやつだ」
「うん」
「急かすもんじゃない」
「見てりゃ分かるしな」
誰も、からかわない。
誰も、深掘りしない。
それが、
ありがたかった。
「じゃ、戻るわ!」
「昼休み終わるしな」
「またな〜」
嵐みたいに来て、
嵐みたいに去っていく。
教室が、急に静かになる。
「……びっくりした」
おらふくんが言う。
「……ごめん」
「……でも」
少し迷ってから、続ける。
「……嫌じゃなかった」
おんりーは、
ほっとしたように息を吐く。
「……俺も」
「……言わなくてよかった」
「……今は」
おらふくんは、うなずく。
「……うん」
窓の外。
空は、よく晴れている。
言葉は、まだ。
でも、
周りには、もう伝わっている何かがあった。
「……なあ」
おんりーが、小さく言う。
「……そのうち」
「……ちゃんと、言うから」
おらふくんは、
少しだけ笑う。
「……待てる」
その答えで、
すべてが、やさしく落ち着いた。
まだ、言わない。
でも――
隠してるわけじゃない。
それが、
二人にとって、ちょうどいい距離だった。
これ、完結じゃないって…その後だわw