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夏樹「なるほど、そういう事か」
彼は月見に向かって頷いた
かずき「どういうことなんだよ…?」
と彼に尋ねた
「俺たち精霊は、『魂の世界』という回路みたいなもので心と心を通わせあっているんだ。言葉を交わさなくてもお互いの意思が分かるってやつさ……この学校の生徒を洗脳した敵の正体は、俺と同じ『精霊』ということになる」
彼はすっと立ち上がって言った
「さてと、ソイツにお灸を据えてやるか」
彼は一気に大人の姿になった
そして月見たちに振り返って言った
「行くぞ」
アイリーン(カッコいい!!流石アカシック様!!!!)
ジュジュ(アイリーン、やっぱり君……)
アイリーン(黙りなさい、ジュジュ!!アンタの住処(すみか)の鏡を潰すわよ!!)
ジュジュ(怖〜い)
「アイリーン、ジュジュ……君たち……一体何を話しているのかな?」
2人「…なんでもないです!」
彼らはその精霊の所まで急いだ
精霊はガチャガチャと放送機器を弄っていた
アカシックはその精霊に話しかけた
「おい」
精霊は振り返った
「何をしているんだ?」
「エンダー」
彼女は肩をすくめて惚けた
「え?仕事をしただけですが?」
「何の?」
「それは言えませんね〜、命令ですから」
「……ふざけるなよ、言わないと酷い目に合わせるぞ?」
と彼は金色に光る目で睨みつけた
アイリーン(アカシック様が怒ることなんて殆どないのに……!?やっぱり怖いです😨)
ジュジュ(うわぁ……あの精霊、アカシック様に喧嘩売ってるよ)
ステラ(コイツ、なんて奴だ)
彼女は笑った
「まあまあ、そんなに怒らなくても〜。……逆らうとこうですよ?」
と言ってカナを人質にとった
カナ「きゃあっ!?」
「どうします?私に攻撃をするおつもりですか?攻撃した途端にこの娘は死にますよ?」
と彼を脅した
「………!分かった……今回は見逃してやる……ただし」
と彼は彼女を睨みつけて言った
「俺に同じ手段が通じると思うなよ?」
「怖いです〜」
と言ってカナを放した
「それじゃ、皆さまご機嫌よう!」
言い残して去って行った
ジュジュ・ステラ・アイリーン「あの精霊……今度会ったら確実に潰してやる」
「待て」
とアカシックは言った
「アイツは何をするかわかった物じゃない。今回はこれでもまだ運がよかった方だ……最悪の場合、全員が殺される可能性もあったんだ」
それを聞いて全員が息を呑んだ
「え……うそ……ですよね?」
とアイリーンが先に口を開いた
「いや、嘘じゃない。アイツは本当に関わったら危険な奴だ。何故なら」
「アイツは俺と同じ特異種なのだから」