テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
さとみ「・・・行くか」
ころん「うん。・・・なんでさとみくんは僕を?」
さとみ「・・・別に」
ころん「そっか」
るぅと「こっちです」
テッテッテッ
るぅと「失礼します。父上、人間の長を連れて参りました」
ガチャ
魔王「おお、よくぞ来てくれた!久しいな!」
さとみ「ええ。確か、挨拶回り以来ですよね?」
ころん「・・・(めっちゃ声明るい・・・外用かな)」
魔王「そうだな。・・・おや、後ろにいるのは?」
ころん「お久しぶりです、魔王様。天使長のころんです。本日は彼の付き添いで参りました」
魔王「そうかそうか、では、外交の扱いではないと?」
ころん「おそらくは」
魔王「・・・そうか(ニヤリ」
さとみ「・・・。俺をここに呼んだ、という事は何かあるんでしょう?」
魔王「話しが早くて助かるな。流石、人間達をまとめている長だ」
さとみ「ありがとうございます(ま、そんなところだろうな)」
〜魔界に行く数時間前〜
ジェル「さとちゃん、魔王に会いに行くんか?」
さとみ「あぁ」
ジェル「・・・そーか、なら気ぃ付けたほうがええな」
さとみ「それさっきも言ってたけどどういう事だよ」
ジェル「悪魔はな、混沌を好む、なかでもあの魔王は生粋の混沌好きや」
さとみ「だから吸血鬼のジェルと悪魔のるぅとは仲が悪いんだろ?」
ジェル「・・・ま、そうやな」
さとみ「で、魔王が生粋の混沌好きってのは?」
ジェル「・・・あの魔王の事や、こっちは神っていう統治者が居なくなった。つまり、誰でも統治が出来る」
さとみ「信頼されてて力がある奴とかじゃないと難しいけどな」
ジェル「まぁな。で、どうせ魔王はこうさとちゃんに持ちかけてくるで」
魔王「現状、そなたらの世界には神という統治者が居らんだろう」
さとみ「ええ。現在会議ではその話をしていますね」
魔王「我は今魔界を統治している。ならば、そなたらの世界を統治しても良いだろう」
さとみ「・・・それは・・・俺個人で判断するのは難しいです」
魔王「そうか。幸い、ここには天使長が居る。どうだ?天使長」
ころん「その話に関しては会議で話すのでも良いでしょうか」
さとみ「やっぱり、俺達個人で判断するのは・・・」
ころん「難しいですよね」
魔王「そうか」
さとみ「それで?」
ジェル「ま、ころちゃんはムリだ。ここで判断するのは出来ない。って言う」
さとみ「だろうな」
ジェル「まだ魔王は平常心を保っとるやろうな。そしてこう持ちかける」
魔王「我が統治する事になれば、そなたらの地位を大きく上げてやろう。ここで判断して欲しい」
ころん「・・・」
さとみ「地位を上げると言われましても」
ころん「難しいです」
さとみ「だろうな」
ジェル「ここで魔王は本性を現すやろうな」
さとみ「世界を混沌に染めるために協力してくれ、って?」
ジェル「そーそー」
魔王「この世界に秩序というものは存在しなくて良い。どうだ?」
さとみ「・・・生憎ですが、俺は中立の立場です。申し訳ないですが、協力は出来ません」
ころん「・・・僕もですね。世界は混沌と秩序が揃って平穏を維持している。片方が無くなれば、崩壊してしまいます」
さとみ「てかそんなん断るに決まってるだろ」
ジェル「まぁな。で、ここで魔王はキレる」
さとみ「で?」
ジェル「まぁ最初の攻撃はさとちゃんは防げる」
さとみ「次が?」
ジェル「多分るぅとが出てくるやろうな『父上?!攻撃はしないって・・・!』でも魔王はお構い無し。『黙れぇ!』とか言うて」
ザシュッ!!!
ころん「・・・え」
るぅと「ッ”・・・」
ころん「る、るぅとくんっ!!」
さとみ「腕を、切られる・・・?!」
ジェル「多分魔王はやる。でもるぅとは痛がらない。なんでかって?」
るぅと「・・・(目虚」
さとみ「・・・洗脳、されてる」
ころん「ど、どういう事・・・!?」
さとみ「るぅとは元々洗脳されてた。そこに居る、魔王によってな」
ころん「で、でもなんで洗脳なんか・・・っ」
さとみ「・・・言う事を聞かない子供を強制的に言うことを聞かせる。それか自分の人形にするため」
ころん「・・・さとみくん・・・」
さとみ「・・・(手握締」
ころん「・・・(怒ってる。さとみくんは両親が居ない。だから親が居る大切さも、愛される事の大事さを、誰よりも分かってる。・・・だからるぅとくんがされた事に対して凄く怒ってる)」
魔王「我の言うことに素直に了承していれば、こんな事にはならなかったのだ。そなたらの責任だぞ?」
さとみ「だとしてもるぅとを傷付けたのはお前だ。そもそもお前の言う事なんざ了承なんてしない」
魔王「・・・そうか。ならばこうするしかないか!」
ヒュッ!!
トゲがあるツタ、火で燃やせば良い
さとみ「っ!!」
スカッ
さとみ「はっ?」
とか思ってたのに、そのツタは俺の横を通り過ぎた
ころん「!さとみくん避けてっ!!」
さとみ「っ?!」
アイツの声がした後、脇腹の部分が凄く熱くなった
さとみ「ッ”」
『刺された』
そう気付いた時、俺の意識はとうに途絶えていた
ころん「さとみくんっ!!」
そのツタは彼の腹部を貫いていた
ころん「っ!?」
タッタッタッ
ころん「さとみくん!さとみくん!!(揺」
さとみ「・・・」
ころん「っ・・・、なぜ、こんな事をするんですか!!魔王であっても、人間の長を傷付けるような行為をしてしまったら、関係が崩れますよ!!」
魔王「我の言う事に素直に了承しなかったからだ。それと、外交の扱いではない、とそう言ったであろう?」
ころん「だとしても!」
魔王「そなたも我の言う事を聞いておればな」
ころん「っ?!」
ヒュッ!!
ころん「ヤバい・・・っ!」
さとみくんを抱えた状態じゃ魔法が使えない・・・!
このままじゃ・・・!
ころん「っ・・・!(目瞑」