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屋敷の一室
薄く目を開ける。
体が少し重い。
視線を動かすと——
💜「あ、起きた」
💛「……」
二人が、そばにいた。
💜「ちゃんと寝て体力回復しないとー」
🩷「俺……」
🩷「回復魔法しか使えないから……」
🩷「こうやって、よく倒れるんだ…」
💜「……」
🩷「そのせいで、A組織の戦闘メンバーから外された」
事実を、淡々と話す。
🩷「わかってる。今のままじゃ、この世界では生きていけない」
🩷「だから修行して……強くならなきなゃ…」
部屋が静かになる。
すると。
💛「修行なら、俺達とすればいいだろ」
🩷「……え?」
予想外すぎて、固まる。
💜「俺ら、厳しいよー?」
💜「ついてこれる?」
敵だよな?
頭ではそう思う。
でも——
🩷「……なんか、イメージ変わったわ」
💜「はぁ?」
💛「……ふっ」
ほんの少し笑う。
🩷「強くなって、お前らを倒してやる!!」
💜「その状態で言われてもw」
💛「いい心構えだ」
💛「だが今日は休め」
🩷「はい…」
素直に目を閉じる。
その表情は、どこか安心していた。
⸻
一方その頃——A組織
仲間が駆け込む。
「佐久間が……佐久間がB組織に捕まったと情報が!」
部屋の空気が凍る。
静かに立ち上がる。
💚「場所は」
「それが…特定が難しいようで…」
💚「そうか、とにかく探すしかないな」
💚「屋敷を頼む」
ついにーー
阿部も動き出す。
つづく。